ハッピーメールを長く使っていると、「男女の関係って、最初から形が決まっているわけではないんだな」と思うことがあった。
最初から恋人を探している人もいる。
まずはメッセージだけという人もいる。
食事相手を探している人もいる。
そして、やり取りを始めた時点ではまったく予想していなかったのに、何度か会っているうちに距離が縮まり、結果としていわゆるセフレのような関係になることもあった。
私の場合、むしろ「作ろう」と狙っていたときより、普通にやり取りしていたときのほうが突然そういう関係になった印象がある。
今回はそんな経験を、ハッピーメール記録帖として振り返ってみたい。
最初から「セフレ募集」ではなかった
今振り返って印象に残っているのは、最初から露骨な話をしていたわけではないことだ。
普通にメッセージをする。
今日は何をしていたとか。
仕事が疲れたとか。
休みの日は何をしているとか。
好きな食べ物とか。
最初は本当にそんな会話だった。
プロフィールを見て、
「話しやすそうだな」
と思ってメッセージを送る。
相手から返信が来る。
また返す。
この段階では、その後どんな関係になるのかなんて分からない。
「会ってみようか」が突然来る
何日かメッセージを続けていると、急に話が進むことがある。
「今度会う?」
そんな感じだ。
ここで初めて現実味が出てくる。
ネット上では何十通メッセージを交換していても、実際に会ったことはない。
写真とプロフィールと文章しか知らない相手だ。
だから初対面では緊張する。
相手も同じだったと思う。
会った瞬間に分かることもある
実際に会うと、メッセージでは分からなかった情報が一気に入ってくる。
話すテンポ。
声。
表情。
距離感。
一緒にいて疲れるか。
自然に話せるか。
写真だけでは分からない部分だ。
逆に言えば、プロフィールではそれほど強く惹かれていなくても、
「実際に会ったらかなり話しやすい」
ということもある。
これがネットの出会いの面白いところだった。
一回目では何も起きない
私の場合、一度会っただけですぐ特別な関係になるとは限らなかった。
食事をする。
話す。
そして帰る。
普通の初対面だ。
「今日はありがとう」
とメッセージする。
相手から、
「こちらこそ」
と返ってくる。
それだけ。
でも、ここから関係が続くことがある。
むしろ重要なのは一回目の派手な展開ではなく、
二回目があるかどうか
だったように思う。
二回目になると空気が変わる
二回目に会うと、最初とはかなり違う。
もう完全な他人ではない。
一度会っているから、相手の雰囲気を知っている。
「この人なら大丈夫そう」
という安心感も少し出てくる。
会話も初回より自然になる。
そして三回目、四回目と続けば、さらに距離が縮まる。
ここで面白いのが、どちらかが、
「今日からこういう関係です」
と宣言するわけではないことだ。
気づいたら関係が変わっていた
ある時点から、
「これ、もう普通の友達とは違うな」
と思う。
でも恋人とも違う。
毎日連絡するわけでもない。
将来の約束をするわけでもない。
それでも、お互いが会いたいときに連絡する。
そして二人で過ごす。
結果として、
「これがいわゆるセフレなのかな」
という関係になっていた。
私にとって意外だったのは、その変化がかなり自然だったことだ。
「作る」という感覚ではなかった
セフレという言葉だけを見ると、
「どうやって作るの?」
という攻略法がありそうに見える。
でも私自身の経験では、そう単純ではなかった。
誰かを狙って、
「この女性をセフレにしよう」
と計画して成立したというより、
普通に話す。
会う。
また会う。
距離が縮まる。
お互いの意思を確認する。
その延長線上で関係が変わった。
だから、
「作った」というより「結果としてそうなった」
という表現のほうが近い。
突然に見えて、実際には積み重ねがある
ただ、「突然できた」といっても、本当に何もないところから突然発生したわけではない。
それまでのメッセージ。
初めて会った日。
二回目に会った日。
相手への安心感。
お互いの好意。
小さな積み重ねがある。
最後の一歩だけを見ると突然に見える。
でも、その前にはちゃんと過程がある。
これは恋人関係でも同じなのかもしれない。
相手にも意思がある
ここは忘れてはいけないと思う。
自分がそういう関係を望んでいても、相手が望んでいなければ成立しない。
逆も同じだ。
だから、勝手に、
「何回か会ったから次はそうなるだろう」
と思い込むのは危ない。
会う回数は同意ではない。
食事をしたことも同意ではない。
自宅へ行ったことさえ、それだけで別の行為への同意を意味するわけではない。
関係が近くなったと感じても、その都度、相手の意思を尊重することが前提になる。
恋人ではないから簡単、でもなかった
セフレというと、
「恋人より気楽」
というイメージを持つ人もいるかもしれない。
確かに恋人とは違う。
しかし、人間関係であることに変わりはない。
片方だけが恋愛感情を持つこともある。
連絡頻度の違いで不満が出ることもある。
相手に恋人ができれば終わる場合もある。
会いたいタイミングが合わなくなることもある。
最初は気楽だった関係が、後から複雑になる可能性もある。
境界線は曖昧だった
恋人なら、
「付き合ってください」
という言葉で始まることが多い。
でも曖昧な関係には、それがない場合もある。
だから、
「私たちはどういう関係?」
という問題が出てくる。
自分は軽い関係だと思っている。
相手は恋人に近いと思っている。
ここがズレると面倒になる。
今振り返ると、関係が曖昧だからこそ、必要な場面では確認したほうがよかったと思う。
ハッピーメールだから必ずそうなるわけではない
当然だが、ハッピーメールを利用すればセフレができるという話ではない。
私は長く利用してきた中で、いろいろな人とやり取りした。
会えなかった人もいる。
途中で返信がなくなった人もいる。
一度会って終わった人もいる。
普通に話して終わった人もいる。
その中の一部で、結果として距離の近い関係になった。
だから、
「このアプリを使えばこうなる」
という再現性のある話ではない。
あくまで私自身の利用記録だ。
タイミングはかなり大きいと思う
人間関係にはタイミングがある。
自分に余裕がある。
相手にも余裕がある。
お互いに誰かと会いたいと思っている。
話してみたら相性が悪くない。
会える距離に住んでいる。
休みが合う。
こうした条件が偶然重なる。
一つでも違えば、関係は成立しなかったかもしれない。
だから「突然できた」という感覚になるのだと思う。
メッセージだけでは予測できなかった
最初のメッセージを読み返したとしても、
「この二人は後でこういう関係になります」
なんて予測できなかったと思う。
普通の会話だからだ。
でも現実の人間関係も、案外そんなものなのかもしれない。
最初に未来が決まっているわけではない。
話してみる。
会ってみる。
もう一度会う。
その繰り返しで関係が変わる。
ネットで知り合ったとしても、そこは現実の人間関係とあまり変わらない。
「攻略」より相性だったのかもしれない
出会い系やマッチング系の記事では、
「こう送れば成功する」
「この誘い方なら会える」
といった攻略情報が目立つ。
もちろん工夫は必要だと思う。
失礼なメッセージより丁寧なほうがいい。
相手のプロフィールを読むことも大切だ。
でも、最後は相性の影響がかなり大きい。
どれだけ上手な文章を書いても、合わない人とは合わない。
逆に自然に話せる相手なら、特別なテクニックがなくても続くことがある。
大人同士だからこそ雑に扱わない
軽い関係だから相手を雑に扱っていい、ということではない。
むしろ曖昧な関係だからこそ、
無理をさせない。
嫌がることをしない。
個人情報を勝手に広めない。
写真やメッセージを晒さない。
避妊や性感染症対策を含め、安全面を話し合う。
関係を終えたいと言われたら尊重する。
こうした基本が重要になる。
相手は「攻略対象」ではなく、一人の人間だからだ。
今振り返ると「突然」が面白かった
長く使っていたからこそ、いろいろな展開があった。
何週間もやり取りしたのに会えない。
今日会おうと言って本当に会える。
一度で終わる。
何度も続く。
そして、普通に話していた女性との距離が急に縮まる。
人間関係は予定表どおりには進まない。
そこが面白くもあり、難しいところでもあった。
まとめ|セフレは「狙って作る」より、関係の結果として突然できることがあった
私のハッピーメール利用経験では、セフレのような関係は、
「今日から作ろう」
と計画して成立したものばかりではなかった。
普通にメッセージする。
会ってみる。
話してみる。
また会う。
少しずつ安心感が生まれる。
そして、お互いが望んだ結果として距離が近くなる。
振り返ると、
「あれ? いつからこんな関係になったんだろうw」
というケースもあった。
だから私にとっては、
セフレって意外に突然できることもある。
という感覚が残っている。
ただし、「突然」という言葉の裏側には、それまでのやり取りと相手との信頼があった。
そして何より、二人の合意がなければ成立しない。
これは「セフレの作り方」という攻略記事ではない。
ハッピーメールを長く使っていた自分の中に残っている、ちょっと不思議な人間関係の記録である。


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