12月23日。
クリスマスイブの前日、いわゆる「クリスマスイブイブ」に、熊谷市でバツイチの女性と会ったことがある。
きっかけはハッピーメールだった。
12月後半になると街全体がクリスマスの雰囲気になってくる。カップルで過ごす人もいれば、家族で過ごす人もいるし、いつも通り仕事をしている人もいる。
そんな時期に、自分はハッピーメールで知り合った女性と熊谷市で待ち合わせをした。
その日のメインは焼肉。
そして焼肉を食べたあとには、ここでは詳しく書かない、二人だけの「内緒事」もあった。
今振り返ってみても、出会い系を利用してきた中で妙に印象に残っている冬の一日である。
12月23日に女性と会うという特別感
12月23日はクリスマス当日ではない。
イブでもない。
だから普通の日と言えば普通の日だ。
それでも「クリスマスイブイブ」という言葉があるくらいなので、12月23日には独特の雰囲気がある。
自分も少しだけ、
「クリスマスの時期に女性と会うんだな」
という特別な気分になっていた。
出会い系で知り合った相手と会うときは、何度経験しても多少の緊張がある。
メールでは普通に話せていても、実際に会ったときに同じように話せるとは限らない。
写真と実物の印象が違うこともある。
相手から見れば、自分だって同じだ。
だから待ち合わせの直前はいつも少し落ち着かない。
相手はバツイチの女性だった
その日に会った女性はバツイチだった。
ただ、自分としては「バツイチだからどう」という感覚はそれほどなかった。
結婚経験がある。
そして離婚を経験している。
それもその人の人生の一部にすぎない。
実際に会って重要なのは、肩書きよりも一緒にいて話しやすいかどうかだった。
メールだけでは分からない雰囲気も、直接会うとかなり分かる。
話すテンポ。
笑い方。
沈黙になったときの空気。
食事中の距離感。
こうしたものはプロフィールだけでは判断できない。
熊谷市で焼肉を食べる
その日は熊谷市で焼肉を食べることになった。
今考えると、焼肉という選択もよかったと思う。
向かい合って料理が出てくるのを待つだけではなく、自分たちで肉を焼く。
「これ焼けたかな」
「もう食べられるんじゃない?」
そんな何でもない会話が生まれる。
初対面や、まだ関係が浅い二人にとって、この何でもない会話が意外に重要だったりする。
ずっと面白い話をし続けなくてもいい。
肉を焼く。
食べる。
また注文する。
その合間に話す。
それだけで時間が流れていく。
焼肉は自然に距離を縮めやすかった
出会い系で会った女性との食事では、店選びで雰囲気がかなり変わると思う。
静かすぎる高級店だと緊張することもある。
逆に騒がしすぎる店では会話が難しい。
焼肉はその中間くらいだった。
目の前に焼くものがあるので、沈黙してもそれほど気まずくない。
「何を頼む?」
「これ食べる?」
という会話も自然にできる。
相手に肉を取り分けたり、相手がこちらに勧めてくれたりする。
そういう小さなやり取りを重ねながら、
「この人とは普通に一緒にいられるな」
と思えてくる。
デートという言葉を意識しすぎるより、一緒にご飯を楽しむくらいの感覚のほうが自分には合っていた。
クリスマスらしい豪華さより焼肉だった
クリスマスの時期というと、イルミネーションやおしゃれなレストランを想像するかもしれない。
でも自分たちは焼肉だった。
今になって考えると、それが逆に記憶に残っている。
背伸びをして高級レストランへ行ったわけでもない。
クリスマス用の特別なコースを食べたわけでもない。
二人で焼肉を食べた。
ただそれだけなのだが、その日の空気とセットになって記憶に残った。
普通の食事でも、誰と、いつ食べたのかによって思い出の強さは変わる。
食事が終わってもすぐには解散しなかった
焼肉を食べ終えた。
普通なら、
「今日はありがとう」
と言って解散する選択肢もある。
しかし、その日はそこで終わらなかった。
店を出てからも二人で過ごす流れになった。
食事中の雰囲気も悪くなかったし、お互いにもう少し一緒にいたいという空気があったのだと思う。
もちろん、こういう場面で相手の気持ちを勝手に決めつけるのはよくない。
メールで親しくなっていても、食事をしたからといって、その先まで同意していることにはならない。
その場その場で相手の意思を尊重することが大切だ。
そのうえで、この日は二人の距離がもう少し近くなった。
焼肉のあとに「内緒事」もあった
焼肉のあとの出来事については、細かく書かないことにする。
だから、この記録帖では「内緒事」と呼んでおく。
何があったのかを全部説明しなくてもいいと思っている。
大切なのは、そこへ至るまでに二人で食事をして、話をして、少しずつ距離が近くなっていったことだ。
出会い系の体験談というと、
「会えた」
「付き合えた」
「その後どうなった」
という結果ばかりが注目されやすい。
でも自分の記憶に残っているのは、意外に途中の場面だったりする。
熊谷市で待ち合わせたこと。
焼肉を食べたこと。
12月23日だったこと。
店を出たあとの空気。
そういう細かい断片のほうが、何年経っても残っている。
「バツイチ」という言葉だけでは分からない
マッチングサービスでは年齢、職業、婚姻歴など、いろいろな条件を見ることになる。
しかし実際に会ってみると、それだけでは人は判断できないと感じる。
バツイチだからこういう性格。
独身だからこういう考え。
そんな単純なものではない。
相手にもそれまでの人生がある。
こちらにもある。
大人同士で会うからこそ、過去を根掘り葉掘り聞くより、今一緒にいて楽しいかを大切にするほうがいい場合もある。
この女性との時間でも、それを感じた。
出会い系だから展開を急ぐ必要はない
ハッピーメールで知り合ったからといって、必ず男女の関係になるわけではない。
食事だけで終わることもある。
一度会って、それきりになることもある。
何度か会って友達のようになることもある。
逆に、お互いの気持ちが一致して距離が急に近くなることもある。
重要なのは、
「出会い系で会ったのだから当然こうなる」
と決めつけないことだと思う。
相手がどう考えているかは相手にしか分からない。
だから確認する。
嫌がっていないかを見る。
無理に進めない。
大人同士でも、この部分は変わらない。
なぜこの日のことを覚えているのか
もしこれが普通の平日だったら、ここまで覚えていなかったかもしれない。
12月23日。
熊谷市。
バツイチの女性。
焼肉。
そして、そのあとの二人だけの内緒事。
いくつかの要素が重なって、一つの思い出として残っている。
クリスマスというイベントは不思議だ。
特別なことをしていなくても、その時期に誰と一緒にいたのかを覚えていたりする。
自分にとってこの年のクリスマスシーズンを思い出すと、その女性と食べた焼肉が浮かんでくる。
ハッピーメールには普通の一日が思い出になる瞬間がある
出会い系サイトを使っていると、うまくいかなかった経験もある。
返信が来なくなる。
会う約束が流れる。
実際に会ったけれど続かなかった。
そんなことも珍しくない。
一方で、
「この日は楽しかったな」
と思い出せる日もある。
今回の12月23日は、自分にとって後者だった。
大事件が起きたわけではない。
人生が変わったわけでもない。
でも、一人だったら普通に過ぎていたはずの冬の一日が、誰かと会ったことで記憶に残る一日になった。
それだけでも出会った意味はあったのかもしれない。
まとめ|熊谷市で過ごしたクリスマスイブイブ
クリスマスイブイブの12月23日。
ハッピーメールで知り合ったバツイチ女性と熊谷市で会った。
二人で焼肉を食べた。
話をした。
店を出た。
そして、そのあとには二人だけの「内緒事」もあった。
詳しい内容は書かない。
むしろ全部を書かないからこそ、自分の中だけに残しておける思い出もある。
出会い系で知り合ったからといって、最初から何かが決まっているわけではない。
会ってみなければ分からない。
一緒に食事をしてみなければ分からない。
そのあとどうなるのかも、二人次第だ。
今でも12月23日という日付を見ると、ふとあの夜を思い出す。
熊谷市。
焼肉。
クリスマス直前の街。
そして二人だけが知っている、そのあとの時間。
ハッピーメールを使ってきた自分の記録の中でも、少しだけ特別な冬の一ページとして残っている。


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