ハッピーメールを長く使っていると、メッセージだけで終わる女性もいれば、実際に会うところまで進む女性もいる。
その中でも今でも覚えているのが、ハッピーメールで知り合った彼女と高崎で会った日のことだ。
最初からホテルへ行こうと決めていたわけではなかった。
普通に会って、話をして、一緒に時間を過ごした。
ところが、その日の流れの中で二人の距離が急に縮まり、最終的には高崎市内のラブホテルへ入ることになった。
そして、かなり親密なところまで進んだ。
ただ、結果的には最後まではいかなかった。
今回は性的な場面そのものではなく、出会い系で知り合った相手と実際に会い、二人の関係が一気に変わった日の記憶として残しておきたい。
始まりはハッピーメールだった
彼女との接点はハッピーメールだった。
最初はもちろん、お互いのことをほとんど知らない。
プロフィールを見て、メッセージを送る。
返事が来る。
そこから少しずつやり取りを続けていった。
出会い系では、この段階で連絡が途切れることも珍しくない。
数回メールして終わることもある。
だから彼女とも、最初から実際に会えるとは思っていなかった。
それでも何度かやり取りしているうちに、少しずつ警戒心がなくなっていった。
文章だけの相手だった女性が、だんだん一人の人間として見えてくる。
そして話の流れから、
「一度会ってみようか」
ということになった。
実際に会う瞬間はやっぱり緊張する
出会い系で何度人と会っても、待ち合わせの直前には独特の緊張感がある。
写真と同じ人なのか。
ちゃんと来るのか。
会話は続くのか。
相手は自分を見てどう思うのか。
メッセージでは普通に話せていても、現実ではまったく違うこともある。
スマートフォンを何度も確認しながら待った。
そして彼女が現れた。
画面の中にいた人が、自分の目の前にいる。
この瞬間は何度経験しても不思議だ。
高崎で二人の時間を過ごした
最初から特別な雰囲気だったわけではない。
普通に話をした。
ネットで知り合った男女というより、少しずつ知り合いになっていくような時間だったと思う。
彼女が笑えばこちらも少し安心する。
会話が途切れても、また別の話題が始まる。
実際に会うと、メッセージだけでは分からなかったことがたくさん見えてくる。
声。
表情。
話す速さ。
笑い方。
ちょっとした沈黙。
こういうものはプロフィールには書かれていない。
その積み重ねによって、彼女との距離が少しずつ近くなっていった。
そしてラブホテルへ行く流れになった
その日の途中から、二人の間の空気が少し変わった。
会ったばかりの男女という緊張感より、お互いにもう少し一緒にいたいという雰囲気が強くなっていった。
そして話の流れから、高崎にあるラブホテルへ行くことになった。
ここは大事なところだと思う。
出会い系で知り合ったからといって、会った相手が必ず親密な関係を望んでいるわけではない。
ホテルへ行くことも、その先のことも、当然ながらお互いの意思が必要になる。
そのときの自分たちは、お互いに納得したうえで一緒に移動した。
ホテルへ入ると空気が変わった
ホテルの部屋へ入る。
ドアが閉まる。
それまで外にいたときとは、明らかに空気が変わった。
二人だけになるからだろう。
さっきまで普通に話していたのに、急に相手を意識する。
彼女も少し緊張していたのかもしれない。
自分も緊張していた。
出会い系サイトでは、相手と会うまでにもいくつもの段階がある。
プロフィールを見る。
メッセージをする。
会う約束をする。
実際に会う。
そして、その先へ進むこともある。
ホテルの部屋にいたとき、
「本当にハッピーメールで知り合った人とここまで来たんだな」
という感覚があった。
かなり親密なところまで進んだ
二人の距離はさらに近くなった。
最初に会ったときのぎこちなさは、ほとんどなくなっていた。
ただ、最終的には最後までには至らなかった。
あと少しだったと思う。
そのときは、
「ここまで来たのだから」
という気持ちが自分の中にまったくなかったとは言えない。
しかし、後から考えると、そこで結果だけを求める必要はなかった。
ホテルへ入ったから最後まで進まなければならない、という決まりはない。
途中で気持ちが変わることもある。
緊張することもある。
体調やタイミングの問題もある。
大切なのは、どの段階でも相手の気持ちを確認しながら進むことだと思う。
「最後までいかなかった=失敗」ではない
当時の自分には多少、
「あと少しだったのに」
という気持ちがあった。
しかし時間がたって振り返ると、少し見方が変わった。
出会い系で知り合った。
メッセージを続けた。
実際に会えた。
高崎で一緒に時間を過ごした。
お互いにかなり近い距離まで進んだ。
それだけでも一つの出会いだった。
最後までいったかどうかだけで、その日の価値が決まるわけではない。
むしろ自分の記憶に残っているのは、細かな行為よりも、その日全体の空気だ。
待ち合わせ前の緊張。
初めて彼女を見た瞬間。
会話しているときの安心感。
そして二人だけになったときの空気。
そういうもののほうが長く残っている。
出会い系では相手を「結果」にしない
出会い系を使っていると、
「会えた」
「会えなかった」
という言葉で結果を考えてしまいやすい。
さらに、
「ホテルへ行けた」
ということまで成果のように考えてしまう場合もある。
でも相手は実績の数字ではない。
画面の向こう側にいるのは普通に生活している一人の人間だ。
仕事をしているかもしれない。
家族がいるかもしれない。
悩みがあるかもしれない。
寂しい夜にサイトを開いただけなのかもしれない。
だからこそ、実際に会えたときほど相手への配慮が必要になると思う。
安全面についても忘れてはいけない
出会い系で初めて会う相手については、男女どちらも一定の警戒は必要だと思う。
最初は人目のある場所で会う。
相手に違和感があれば無理に二人きりにならない。
金銭や投資などの話が急に出てきたら慎重になる。
親密な関係になる場合には、避妊や性感染症への対策も考える。
そして何より、一度同意したことが、その後すべてへの同意になるわけではない。
途中でどちらかが嫌だと思えば、そこで止めればいい。
これは出会い系に限った話ではないと思う。
ハッピーメールは「きっかけ」にすぎなかった
彼女と出会うきっかけはハッピーメールだった。
もしサイトを使っていなかったら、おそらく彼女と自分の人生が交わることはなかっただろう。
それを考えると不思議だ。
ただし、ハッピーメールに登録しただけで誰でも同じ経験ができるわけではない。
プロフィール、タイミング、地域、年齢、メッセージ、相手との相性。
さまざまな条件が重なって初めて現実の出会いにつながる。
だから今回の話も、
「ハッピーメールならホテルへ行ける」
という話ではない。
あくまで自分の場合には、サイトで知り合った女性と実際に会い、そこまで距離が縮まったことがあったという一つの記録だ。
今でも高崎のあの日を覚えている
時間がたつと、細かい会話は忘れていく。
何を食べたのか。
どんな順番で話をしたのか。
そういう細部は少しずつ曖昧になる。
それでも、彼女と会った日のことは断片的に残っている。
画面の向こうにいた女性が現実の人になった日。
そして、かなり近い関係になった日。
最後までいかなかったからこそ、
「あと少しだったな」
という感覚まで含めて記憶に残っているのかもしれない。
出会い系の記録というと、成功か失敗かで書きたくなる。
でも人との出会いは、それほど単純ではない。
会えたことも、距離が縮まったことも、途中で終わったことも、全部含めて一つの記憶だった。
ハッピーメールで知り合った彼女と、高崎で過ごしたあの日。
自分にとっては、それも出会い系を使っていた時代の忘れられない一ページになっている。


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