ハッピーメールを長く利用していると、いろいろな女性との出会いがある。
一度会っただけで終わった人もいれば、何度か食事をした人もいる。そして中には、今でもかなり鮮明に覚えている女性もいる。
今回書くのは、そんな女性の一人とディズニーランドへ行ったときの記録だ。
私にとって、それが人生で初めてのディズニーランドだった。
そして何より印象に残っているのが、彼女が園内でほとんどずっと私と手をつないでいたことだ。
今振り返っても、アトラクションの名前以上に「手をつないで歩いた」という感覚のほうをよく覚えている。
ハッピーメールで知り合った彼女
彼女と知り合ったきっかけはハッピーメールだった。
出会い系サイトというと、会うまでが最大の目的になりがちだと思う。
プロフィールを見て、メッセージを送り、返信が来る。やり取りを続けて、ようやく会う約束をする。
しかし、実際に人との関係が始まるのは会ってからだ。
文章では話しやすかったのに、会ったら会話が続かないこともある。反対に、メッセージでは普通だった相手と実際に会ってみたら、不思議なくらい一緒にいて楽なこともある。
彼女は後者だった。
最初から「ディズニーランドに行く相手を探そう」と思ってハッピーメールを使っていたわけではない。
出会って、話して、一緒に過ごす時間が増えていった。その延長線上にディズニーランドがあった。
私にとって人生初のディズニーランド
実は私は、それまでディズニーランドへ行ったことがなかった。
有名な場所なので、もちろん存在は昔から知っている。
テレビでも何度も見ていたし、周囲から行った話を聞くこともあった。
それでも、自分が実際に行く機会はなかった。
そのため彼女と行くことになったときは、「ついに自分もディズニーランドに行くのか」という少し不思議な気持ちだった。
しかも一人ではなく、女性と二人。
私にとっての初ディズニーランドは、最初からデートになった。
こういう初体験は、場所だけではなく「誰と行ったか」までセットで記憶に残るものなのだと思う。
彼女のほうから自然に手をつないできた
特に覚えているのが手をつないだことだ。
ディズニーランドに入ってしばらくすると、彼女は自然に私と手をつないできた。
こちらから無理に求めたわけではない。
そして、一瞬だけでもなかった。
園内を歩いている間、かなり長い時間ずっと手をつないでいた。
人の多い場所を二人で歩く。
次はどこへ行こうかと話す。
アトラクションへ向かう。
何かを見つけて立ち止まる。
そんな普通の場面でも、手はつながったままだった。
今考えると、これが私にとってかなり嬉しかった。
派手な言葉を言われたわけではない。
「好き」と何度も言われたわけでもない。
それでも、彼女が自分から手をつないで、そのまま離さずに歩いている。
言葉とは違う形で、二人の距離の近さを感じた。
手をつなぐだけなのに特別だった
手をつなぐという行動だけを取り出せば、それほど大げさなものではない。
恋人同士なら普通にすることだろう。
けれど、自分にとって初めて訪れたディズニーランドという特別な場所だったからなのか、その日は妙に印象に残った。
周囲にもカップルがたくさんいた。
そんな中で、自分も彼女と手をつないで歩いている。
それまでテレビの中や他人の話だった場所に、自分自身がいる。
少し大げさに言えば、「自分にもこういう時間があるんだな」と感じた。
出会い系サイトで知り合ったという事実だけを見れば、最初の接点はインターネット上のプロフィールとメッセージにすぎない。
しかし、その画面の向こうにいた人と実際に会い、やがて二人でディズニーランドを歩いている。
改めて考えると、不思議なものだ。
アトラクションより覚えているもの
初めてのディズニーランドなら、本来はアトラクションや景色のほうを強く覚えていてもおかしくない。
しかし時間が経った今、私が真っ先に思い出すのは彼女の手だ。
どのアトラクションに何分並んだか。
どの順番で回ったか。
何時にどこへ行ったか。
そうした細かい部分は、時間とともに曖昧になっていく。
それなのに「彼女とずっと手をつないで歩いていた」という記憶は残っている。
人間の記憶とは面白い。
その日に起きた出来事を全部均等に保存するわけではないらしい。
自分にとって感情が動いた瞬間だけが、妙にはっきり残る。
私の場合、それが手をつないで歩いた時間だった。
「離さない」という行動から感じた距離感
もちろん、手をつないでいたからといって、相手の気持ちをすべて断定することはできない。
「手をつないだから絶対にこう思っていた」と決めつけるつもりもない。
ただ、そのときの私が嬉しかったことだけは間違いない。
嫌なら長時間手をつなぎ続ける必要はない。
彼女が自然に手をつないでくれて、その状態で一緒に園内を回れた。
少なくともその時間、彼女も私との距離の近さを受け入れてくれていたのだと思う。
出会った当初の「サイトで知り合った女性」という感覚から、いつの間にか「一緒にディズニーランドへ来て、手をつないで歩く女性」へ変わっていた。
その変化が嬉しかった。
出会い系だから軽い関係とは限らない
ハッピーメールを含め、出会い系サイトにはさまざまな目的の人がいる。
そのため、利用すれば必ず恋人ができるわけではないし、誰とでも良い関係になれるわけでもない。
会えないこともある。
返信が突然来なくなることもある。
実際に会って「ちょっと違ったな」と感じる場合もある。
だからこそ、私は出会い系を利用するときに、過度な期待を持ちすぎないほうがいいと思っている。
一方で、「出会い系で知り合ったのだから、どうせ軽い関係だ」と最初から決めつける必要もない。
私自身、ハッピーメールで知り合った彼女とディズニーランドへ行った。
そして園内では、長い時間手をつないで歩いた。
出会った場所がネットだったとしても、実際に二人で過ごした時間まで偽物になるわけではない。
これは私自身の経験から感じていることだ。
初ディズニーの思い出には彼女がいる
もし一人で初めてディズニーランドへ行っていたら、私の記憶はまったく違うものになっていたと思う。
「このアトラクションが面白かった」
「人が多かった」
「こんな場所だった」
そんな記憶が中心になっていたかもしれない。
しかし、私の場合は違った。
ディズニーランドを思い出すと、その日の彼女も一緒に思い出す。
そして彼女を思い出すと、手をつないで園内を歩いた場面が浮かんでくる。
初めて訪れる場所の記憶に、特定の誰かが強く結びつく。
これは恋愛や男女の出会いのおもしろいところなのかもしれない。
ハッピーメールでの出会いを振り返って
ハッピーメールを利用していなければ、彼女とは知り合っていなかった可能性が高い。
そう考えると、一つのサイトに登録したことから始まり、メッセージを送り、実際に会い、最終的に二人でディズニーランドへ行ったという流れになる。
ネット上の小さな行動が、現実の思い出につながった。
もちろん、すべての出会いがこんなふうになるわけではない。
うまくいかなかった出会いもあるし、後悔したこともある。
それでも、長く利用してきた中には「出会えてよかった」と思える時間も確かにあった。
彼女との初ディズニーランドは、その一つだ。
まとめ|今でも残っているのは手の感覚
私にとって初めてのディズニーランド。
その日に一緒にいたのは、ハッピーメールをきっかけに出会った彼女だった。
彼女は私と手をつなぎ、園内を長い時間一緒に歩いてくれた。
特別なセリフがあったわけではない。
映画のような大事件が起きたわけでもない。
ただ二人で歩いて、手をつないでいた。
それだけのことなのに、時間が経っても記憶から消えない。
むしろ細かな出来事を忘れていくほど、その場面だけが残っているような気がする。
出会い系サイトを使っていると、どうしても「何人と会えた」「返信が何件来た」と数字ばかりを気にしてしまうことがある。
しかし、本当に後まで残るのは数字ではないのかもしれない。
誰と、どこへ行き、どんな時間を過ごしたのか。
私にとってその一つが、彼女と過ごした初めてのディズニーランドだった。
そして今でも一番覚えているのは、彼女が私の手をつないだまま、隣を歩いていたことである。
※この記事は筆者個人の体験をもとにした記録です。出会い方や関係性、相手の感じ方には個人差があります。出会い系サービスを利用する際は、相手の意思を尊重し、安全面にも十分注意してください。


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