ハッピーメールを長く利用していると、女性との思い出は食事やメッセージだけではない。
一緒に街を歩いたこと。
何となく立ち寄った店。
車の中で話したこと。
そして、二人で買い物をしたこと。
今でも覚えている出来事の一つが、彼女とスマーク伊勢崎へ買い物に行った日だ。
最初から自分の服を買うつもりで出かけたわけではなかったと思う。
ところが店内を歩いているうちに、彼女が私の服を選び始めた。
「これがいいんじゃない?」
そんな感じで、いつの間にか話が進んでいく。
自分でじっくり選んだわけでもない。
それなのに結局、彼女に選ばれた服をそのまま買ってしまった。
今振り返ると、服そのもの以上に「彼女と買い物をしている」という状況が面白かったのだと思う。
今回はそんな日のことを振り返ってみたい。
彼女とスマーク伊勢崎へ
群馬県で生活していれば、スマーク伊勢崎は買い物先の選択肢の一つになる。
一人でも行ける。
服を見ることもできるし、食事もできる。
でも彼女と一緒に行くと、同じ場所でも少し違って見える。
一人なら自分が興味のある店だけを見る。
必要なものがなければ、そのまま通り過ぎる。
ところが二人だと、
「ちょっとここ見ようよ」
という一言で予定が変わる。
この日もそんな感じだった。
なぜか私の服を見ることになった
店を見ているうちに、いつの間にか私の服の話になった。
自分としては、
「今日は絶対に服を買う」
という気持ちではない。
それなのに彼女は商品を見ながら、
「これ似合うんじゃない?」
という感じで候補を出してくる。
自分なら選ばないような服もある。
色も形も、普段の自分の基準とは少し違う。
ここで面白いのが、自分が自分を見る視点と、彼女が私を見る視点は違うということだった。
自分なら無難なものを選ぶ。
いつもと似たような服を選ぶ。
失敗しなさそうなものを選ぶ。
でも彼女はそんなことを気にせず、
「こっちのほうがいい」
と選んでいく。
「勝手に選ばされた」という感覚
もちろん、本当に無理やり買わされたという意味ではない。
最終的にお金を払ったのは自分だし、嫌なら買わなければよかった。
それでも当時の感覚を言葉にすると、
「勝手に服を選ばされて、そのまま買ってしまった」
が一番近い。
彼女のペースに乗せられてしまったのだ。
一人で買い物をしていたら、
「今日はいいや」
で終わっていた可能性が高い。
ところが隣に彼女がいる。
彼女が、
「こっちがいい」
「これ着てみれば?」
と楽しそうに選んでいる。
そうなると、
「じゃあ、それでいいか」
となってしまう。
今考えると、服を買うというより、二人で買い物をする時間そのものを楽しんでいたのかもしれない。
女性に服を選んでもらうのは意外と新鮮だった
男性が自分で服を買う場合、自分の好みが中心になる。
着慣れている色。
着慣れている形。
値段。
サイズ。
必要かどうか。
かなり現実的に考える。
でも彼女が選ぶと、
「私から見ると、こっちのほうが似合う」
という別の基準が入ってくる。
これは意外と新鮮だった。
自分では似合わないと思っているものでも、他人から見ると違うことがある。
まして、それが付き合っている女性なら、
「そう見えるのか」
と少し気になる。
自分一人では選ばなかった服を買ってみるのも、たまには悪くない。
買ってしまった自分も面白い
今振り返って面白いのは、彼女だけではない。
結局買ってしまった自分だ。
本当に嫌だったら断っている。
値段が納得できなければ買わない。
それでも買ったということは、少なくともその場では自分も楽しんでいたのだと思う。
彼女に、
「こっちのほうがいいよ」
と言われる。
自分では少し迷う。
でも、
「まあ、いいか」
とレジへ向かう。
こんな小さなやり取りも、付き合っている二人だから起こることなのかもしれない。
出会い系で知り合った相手と普通に買い物している不思議
改めて考えると不思議だ。
最初はハッピーメールというインターネット上のサービスで知り合った女性だった。
最初にあるのはプロフィールとメッセージ。
まだ会ったこともない相手だ。
そこから実際に会う。
何度か話す。
一緒に出かける。
そして気がつけば、ショッピングモールで、
「あなたにはこっちの服がいい」
と言われている。
出会い系という言葉から想像する世界と、実際に付き合い始めてからの日常はかなり違う。
特別な出来事ばかりではない。
むしろ普通のカップルがするようなことが増えていく。
一緒にご飯を食べる。
買い物する。
店を見て回る。
何でもないことで意見が違う。
そういう普通の時間になっていく。
デートは「何をするか」だけではない
デートというと、
高級レストラン。
夜景。
観光地。
テーマパーク。
そんな特別な場所を考えてしまうことがある。
でも実際に記憶に残っているのは、必ずしも豪華なデートではない。
ショッピングモールを歩いて、
「これがいい」
「いや、こっちじゃない?」
と話していたことだったりする。
特別なイベントがなくても、相手との距離が近ければ普通の買い物がデートになる。
これは長く出会いを経験してきて感じることだ。
自分の好みを全部捨てる必要はない
もちろん、相手が選んだから何でも買えばいいという話ではない。
服は自分が着るものだ。
予算もある。
自分の好みもある。
だから、
「これはちょっと違うかな」
と思ったら断っていい。
逆に、
「自分では選ばないけど、着てみてもいいかな」
と思えるなら挑戦してみる。
このくらいがちょうどいい。
相手の意見を全部受け入れる必要もなければ、全部拒否する必要もない。
二人で選ぶ過程を楽しむ。
それが買い物デートの面白さなのだと思う。
服を見ると、その日のことを思い出す
自分で買った服なら、
「いつ買ったんだっけ?」
となることもある。
でも誰かと一緒に選んだ服には、ちょっとした記憶が付いてくる。
店を歩いていたこと。
彼女が選んでいたこと。
自分が迷っていたこと。
そして結局レジで買ったこと。
服そのものはいつか古くなる。
着なくなる日も来る。
それでも、その服を買ったときの出来事は意外と残る。
モノに思い出がくっつくとは、こういうことなのかもしれない。
ハッピーメールの思い出は「会った人数」だけではなかった
出会い系を長く使っていると、
何人と会った。
何回デートした。
何通メッセージした。
そんな数字で振り返りたくなることもある。
でも、本当に記憶に残るのは数字ではない。
「あの女性とはこんなことがあった」
という小さな場面だ。
スマーク伊勢崎で服を選ばれたことも、その一つ。
大事件ではない。
人生を変えるような出来事でもない。
でも時間がたっても覚えている。
だからこそ、自分にとっては記録しておく価値がある。
まとめ|勝手に選ばれた服も、今ではデートの思い出
彼女とスマーク伊勢崎へ行った。
店を見ているうちに、自分の服を彼女が選び始めた。
自分なら選ばなかったかもしれない。
それなのに彼女のペースに乗せられ、結局その服を買ってしまった。
当時は、
「なんで俺の服を勝手に決めてるんだ」
くらいに思ったかもしれない。
でも今振り返れば、それも一つのデートだった。
ネットで知り合った二人が実際に会い、何度か時間を過ごし、普通にショッピングモールを歩いて服を選ぶ。
出会い系の体験談というと刺激的な出来事ばかりに目が向きやすい。
でも実際の交際では、こうした何でもない時間のほうが多い。
そして不思議なことに、後になって思い出すのも、そんな場面だったりする。
彼女に勝手に服を選ばれて、結局自分で買ってしまった。
今となっては、それもハッピーメールから始まった恋愛の、ちょっと笑える思い出の一つになっている。


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