ハッピーメールを使っていたとき、今振り返っても少し変わったことをした経験がある。
私は男性なのだが、女性として登録したことがあった。
しかも、そのときに使ったのが母のスマートフォンだった。
今になって考えると、
「そこまでして何をやっていたんだろう」
という気持ちもある。
今回は成功談でも攻略法でもない。
男性の私が女性側の画面や反応に興味を持ち、母のスマホを借りて登録したときのことを、昔の体験として記録しておきたい。
男性として利用しているだけでは分からないことがあった
ハッピーメールを男性として使っていると、当然ながら見えるのは男性側からの世界だ。
女性のプロフィールを見る。
気になる女性を探す。
メッセージを送る。
返事が来るか待つ。
男性側から利用していると、それが普通になってくる。
しかし、使っているうちに一つ気になった。
「女性側から見ると、いったいどんな感じなんだろう?」
ということだった。
男性がどのくらい表示されるのか。
どんなプロフィールを書いている男性がいるのか。
女性として登録すると、どのくらい反応があるのか。
そんなことが気になってしまった。
今なら、興味があるからといって実際に異なる性別で登録する必要はなかったと思う。
しかし当時の私は、実際に見てみたくなった。
そこで母のスマホを借りた
問題は登録だった。
自分が普段使っているスマートフォンではなく、別のスマートフォンが必要だと考えた。
そこで思いついたのが母のスマホだった。
母にスマートフォンを借りた。
もちろん、
「女性として出会い系サイトに登録したいから貸して」
などと堂々と言えるような話でもない。
自分でも少し後ろめたさがあった。
スマホを借りながら、
「自分はいったい何をしているんだ」
という感覚もあった。
母のスマホを使ってまで確認したかったのだから、当時は相当興味があったのだと思う。
女性として見ると景色が違った
実際に女性側として見てみると、男性として使っているときとは印象が違った。
これはある意味当然だ。
自分が普段見ている女性のプロフィールではなく、今度は男性のプロフィールを見ることになる。
そこで初めて、
「男性のプロフィールは女性からこう見えるのか」
と考えるようになった。
自分と同年代らしい男性もいる。
写真に力を入れている人もいる。
自己紹介をかなり詳しく書いている人もいる。
反対に、ほとんど何も書いていない人もいる。
男性として利用しているだけでは、他の男性がどのように活動しているのかを細かく見る機会はそれほどなかった。
女性側の視点を疑似的に見たことで、自分のプロフィールについて考えるきっかけにはなった。
メッセージを受け取る側の感覚も少し分かった
印象に残ったのは、プロフィールだけではなかった。
女性側がどんなふうに男性からアプローチされるのかも気になった。
男性として利用していると、
「メッセージを送ったのに返事がない」
ということがある。
すると、
「どうして返してくれないんだろう」
と思ってしまう。
しかし受け取る側の画面を見ると、少し考え方が変わった。
複数の人から反応が来れば、一人ひとりに必ず返事をするとは限らない。
プロフィールを少し見ただけで判断することもあるだろう。
最初のメッセージを読んで、
「今回は返信しなくてもいいかな」
と思うこともあるはずだ。
それまでは送る側の気持ちばかり考えていた。
女性側を見てみたことで、受け取る側にも選択する事情があることを実感した。
だからといって女性登録をおすすめするわけではない
ここははっきり書いておきたい。
この記事は、
「男性も女性として登録してみよう」
という話ではない。
むしろ逆だ。
サービスには利用規約がある。
登録情報についても、サービスが定めているルールに従う必要がある。
現在の規約や本人確認方法などは変更される可能性もあるため、利用するなら公式の最新情報を確認するのが前提だ。
他人のスマートフォンを使うことについても同じだ。
所有者の許可なく使うべきではないし、認証や本人確認などを他人になりすまして突破しようとするのは避けるべきだ。
私の場合は過去にこういうことをした、という体験談にすぎない。
母のスマホを借りたという事実が一番記憶に残っている
不思議なのは、女性側で何を見たか以上に、
「母のスマホを借りた」
ということのほうが強く記憶に残っていることだ。
普通に考えれば、かなり変わった行動だと思う。
母からすれば、スマートフォンを貸しただけだったかもしれない。
その横で息子が出会い系サイトについてあれこれ調べている。
今考えると、少し笑ってしまう。
当時は真剣だった。
出会い系サイトやマッチングサービスを利用していると、
「女性は何を考えているんだろう」
「男性のプロフィールはどう見えているんだろう」
と考えることがある。
その疑問を私はかなり直接的な方法で確認してしまった。
自分のプロフィールを見直すきっかけにはなった
この経験で一つ役に立ったことがあるとすれば、自分自身を外側から見る意識が生まれたことだ。
男性としてプロフィールを作っていると、
「これで十分だろう」
と思ってしまう。
しかし女性側から男性プロフィールをいくつも見ていると、違いが分かってくる。
写真の印象。
自己紹介文の長さ。
言葉遣い。
最初に目に入る情報。
自分では普通だと思っているプロフィールでも、多くの男性の中に並ぶと目立たない可能性がある。
逆に、必要以上に自分を良く見せようとすると不自然になる。
結局、相手からどう見えるのかを考えることは重要なのだと思った。
今なら別の方法で考える
今の自分なら、同じことはしないと思う。
女性の立場を知りたいのであれば、女性向けの公式案内を確認したり、公開されている利用体験を読んだりする方法もある。
何より、相手側の立場を想像するために、自分の登録情報を変える必要はない。
当時は、
「実際に自分で見なければ分からない」
と思っていたのだろう。
やってみたから気づいたことはあった。
しかし、やり方として適切だったかは別の問題だ。
出会い系を使っていると変なことまで試したくなる
長くサービスを使っていると、普通に利用するだけではなく、いろいろなことが気になってくる。
プロフィールを変えたらどうなるのか。
写真を変えたら反応は変わるのか。
メッセージの文章を変えたら返信率は変わるのか。
そして私の場合、
「女性側から見たらどうなっているのか」
まで気になった。
その結果が、母のスマホを借りて女性登録するという行動だった。
決して真似をすすめられるものではない。
それでも、自分が実際にやったことなので、このサイトには失敗や反省も含めて残しておこうと思う。
まとめ|今振り返るとかなり変わった体験だった
男性の私が女性として登録したとき、母のスマートフォンを借りた。
改めて文章にすると、なかなか変わった体験だ。
女性側からサービスを見ることで、男性として利用しているだけでは気づかなかったこともあった。
特に、
「メッセージを送ったからといって返信されるとは限らない」
「プロフィールは相手からどう見えるかが大切」
ということは実感した。
一方で、異なる性別で登録したり、他人の端末を使ったりすることをおすすめするつもりはない。
現在利用するなら、最新の利用規約や本人確認のルールに従うべきだ。
それでも、
「あのとき母のスマホまで借りて何をやっていたんだろう」
という記憶は残っている。
うまくいった話だけでなく、少し変だった行動や今ならやらないことも含めて記録する。
それも、このハッピーメール記録帖に残しておきたい体験の一つだ。


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