40代のころを振り返ると、一つだけ素直に認められることがある。
私はハッピーメールにハマっていたのかもしれない。
もちろん四六時中スマートフォンを見ていたわけではない。
仕事もしながら普通に生活していた。
それでも空いた時間になると、自然とアプリを開いていた。
今思えば、それは新しい出会いへの期待だったのだと思う。
毎日少しだけ期待していた
朝起きる。
仕事へ行く。
帰宅する。
そんな毎日の中で、アプリを開く時間が楽しみになっていた。
新しいメッセージは届いているだろうか。
プロフィールを見てくれた人はいるだろうか。
小さな期待を持ちながら画面を見る。
結果がどうであれ、その時間は少しだけ日常を変えてくれた。
出会いがあるかもしれないという感覚
当時は仕事中心の生活だった。
職場以外で新しい人と知り合う機会は少ない。
学生時代のように自然な出会いもない。
だからこそ、出会い系サービスは新鮮だった。
年齢も職業も違う人と知り合える。
普段なら接点のない人とも話ができる。
それだけでも世界が広がった気がした。
メッセージのやり取りも楽しかった
実際に会う前のやり取りも印象に残っている。
趣味の話。
休日の過ごし方。
好きな食べ物。
仕事のこと。
何気ない会話だったが、それだけでも相手の人柄が少しずつ見えてくる。
返信が来るとうれしい。
来ない日は少し残念に思う。
そんな気持ちも含めて、当時は楽しんでいた。
会えた人も、会えなかった人もいた
もちろん、すべてが順調だったわけではない。
約束まで進まなかったこともある。
途中で連絡が途絶えたこともある。
一方で、実際に会って食事へ行った人もいた。
ドライブへ出かけたこともあった。
振り返ると、成功も失敗も含めて貴重な経験だった。
少し夢中になっていた時期
今なら分かる。
当時は少し夢中になっていた。
新しい出会いがあるかもしれない。
そんな期待が毎日の楽しみになっていた。
だから何度もアプリを開いた。
プロフィールを読んだ。
メッセージを書いた。
気が付けば、それが生活の一部になっていた。
出会いだけではなく経験になった
ハッピーメールを通じて学んだことも多い。
人との距離の縮め方。
会話の大切さ。
プロフィールの書き方。
第一印象の重要性。
そして、人はプロフィールだけでは分からないということ。
実際に会って初めて分かることがたくさんあった。
今振り返ると思うこと
今は当時ほど頻繁にアプリを開くことはない。
生活も変わった。
住む場所も変わった。
考え方も少し変わった。
それでも40代のあの時期は、自分にとって意味のある時間だったと思う。
新しい人と出会い、会話をし、時には食事へ行き、いろいろな価値観に触れた。
それは単なるアプリ利用ではなく、人との関わりを学ぶ時間でもあった。
ハマったからこそ見えたこと
もし当時、ハッピーメールを利用していなかったら、出会えなかった人がいる。
経験できなかった出来事がある。
もちろん失敗もあった。
期待どおりにいかないこともあった。
それでも私は後悔していない。
40代のころ、ハッピーメールにハマったかもしれない。
しかし、その時間があったからこそ、人との出会いの難しさや楽しさを知ることができた。
今では、それも人生の一つの思い出として大切に残っている。


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