人生って、本当に意味がわからない方向へ進むことがある。
まさか自分が、
「ハッピーメールで知り合った女性と快活クラブで転職サイトを見る」
なんて日が来るとは思わなかった。
若い頃の自分なら絶対想像していなかった。
もっと普通の未来を想像していた。
会社。
家庭。
安定。
休日。
でも現実は、かなり違った。
出会いは、いつものハッピーメールだった
その女性と知り合ったのは、いつものようにハッピーメールだった。
年齢は40代後半。
最初の印象は、かなり落ち着いていた。
ギャル系でもない。
派手でもない。
むしろ疲れている感じがあった。
メッセージも、
「仕事探してるんですか?」
みたいな話から始まった。
普通、出会い系なら、
- 恋愛
- デート
- 飲み
- 下ネタ
みたいな流れが多い。
でも、その人とは違った。
お互い、人生に少し疲れていた
話していると、お互いかなり“現実側”の人間だった。
- 転職
- 将来不安
- お金
- 仕事
- 孤独
そんな話ばかりしていた。
恋愛より、生活。
夢より、現実。
でも逆に、それが妙にラクだった。
変に見栄を張らなくていい。
若さアピールもしなくていい。
「今日、何食べた?」
みたいな普通の会話ができた。
なぜか快活クラブへ行く流れになった
その日は雨だった。
カフェは混んでいた。
ファミレスも騒がしかった。
なんとなく歩いていて、快活クラブが見えた。
「ここ入ります?」
そんな軽い流れだった。
今思うと、不思議だった。
普通のデートではない。
でも、自分たちには妙に合っていた。
快活クラブって、現代の避難所みたいだった
久しぶりに入った快活クラブ。
個室。
ドリンクバー。
静かな空気。
少し暗い照明。
なんか落ち着く。
若い頃は「ネカフェ」って遊び場だった気がする。
でも今は違う。
- 休憩
- 仮眠
- 一人時間
- 現実逃避
そういう場所になっている気がした。
二人で転職サイトを見ていた
これが妙だった。
恋愛目的で会ったはずなのに、
二人で求人サイトを見ていた。
Indeed。
求人ボックス。
派遣サイト。
時給。
勤務地。
年齢制限。
「ここどうですかね」
「ちょっと遠いですね」
そんな会話。
なんなんだこれは、と思った。
でも、不思議と嫌じゃなかった。
50代近くなると、“恋愛”の形も変わる
若い頃なら、
- ドキドキ
- 駆け引き
- 見栄
- モテたい
が強かった。
でも40代、50代になると違う。
一緒にいて、
- 疲れない
- 気を使わない
- 現実を話せる
そっちの方が重要になってくる。
快活クラブで転職サイトを見ながら、自分はそれを感じていた。
ハッピーメールで人生相談するとは思わなかった
昔の自分が聞いたら笑うと思う。
「出会い系で転職相談?」
でも実際、人間って寂しい。
恋愛だけじゃない。
- 誰かと話したい
- 孤独を減らしたい
- 現実を共有したい
そういう感情も大きい。
だからあの日、自分たちは“恋愛未満”みたいな空気だった。
でも、どこか人間らしかった。
快活クラブの静けさが妙にリアルだった
個室で、スマホを見ながら求人を見る。
外は雨。
ドリンクバーの音だけ聞こえる。
なんか、その空気が忘れられない。
キラキラした恋愛ではない。
でも、
「人生を立て直そうとしてる人間同士」
みたいな感じがあった。
今の時代、「恋愛」と「生活」が近すぎる
最近思う。
昔より、
- 仕事
- 収入
- 孤独
- メンタル
が恋愛と直結している。
余裕がないと、人は恋愛どころじゃなくなる。
逆に、誰かといることで少し前を向けることもある。
あの日の快活クラブは、たぶんそういう時間だった。
その女性とは、その後少しずつ疎遠になった
結局、その女性とは自然に連絡が減った。
ケンカしたわけではない。
ただ、お互い生活があった。
人生があった。
でも、あの日のことは妙に覚えている。
普通のデートより、リアルだったからかもしれない。
まとめ
ハッピーメールの女性会員と快活クラブで転職活動した日。
冷静に考えると、かなり変な日だった。
でも、自分にとっては妙に“現代っぽい時間”だった。
恋愛だけじゃない。
仕事だけでもない。
孤独だけでもない。
全部が少しずつ混ざっていた。
そして今も、ときどき思う。
あの快活クラブの静かな個室は、ただのネカフェじゃなく、
「人生の途中にある避難所」
みたいな場所だったのかもしれない。


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