ハッピーメールを使っていると、いろいろな女性とサイト内でメールをすることがある。
数往復で終わる人もいれば、ある程度長く続く人もいる。
その中には、
「この人とは本当に会ってみたい」
と思う相手が現れることもある。
自分にも、かなり好きになった女性がいた。
まだ実際には会っていない。
それでもサイト内メールを続けているうちに、いつの間にか相手からメッセージが届くのを楽しみにするようになっていた。
しかし結論から言えば、その女性とは最後まで会うことができなかった。
今回は成功談ではない。
ハッピーメールでかなり気になる女性とサイト内メールを続けたものの、結局会えなかったときのことを、自分の記録として残しておきたい。
最初は普通のサイト内メールだった
最初から特別な感情があったわけではない。
プロフィールを見て、
「感じの良さそうな人だな」
と思った程度だった。
そこからサイト内でメールを始めた。
最初のうちは、お互いのことを少しずつ話す。
普段何をしているのか。
休日はどう過ごしているのか。
好きなものは何なのか。
出会い系サイトでは、ごく普通のやり取りだと思う。
ところがメールが続いてくると、相手に対する印象が少しずつ変わっていった。
返信が来るとうれしい。
文章を読むのが楽しい。
次は何を書こうかと考える。
気がつけば、ほかの女性とのメールよりも、その女性からの返信を待つようになっていた。
会っていないのに好きになっていく
今振り返ると、ここが出会い系サイトの難しいところだと思う。
実際には一度も会っていない。
声もよく知らない。
一緒に食事をしたこともない。
目の前で話したこともない。
それでもメールを繰り返していると、相手の存在が自分の中で少しずつ大きくなっていく。
文章には、その人らしさが出る。
返信の言葉。
ちょっとした気遣い。
話題の選び方。
そういうものから、
「優しい女性なのかな」
「実際に会ったら話しやすそうだな」
と想像するようになる。
もちろん、その想像が現実と同じとは限らない。
プロフィールとメールだけでは分からないことのほうが多い。
それでも当時の自分にとって、その女性はかなり気になる存在になっていた。
「いつか会える」と思っていた
メールが続いていれば、次に考えるのは実際に会うことだ。
自分としては、
「これだけ話しているのだから、そのうち会えるだろう」
という期待があった。
今日ではない。
今週でもない。
それでも、いつかタイミングが合えば会える。
そんなふうに考えていた。
ここで今の自分なら、一つ注意したいことがある。
メールが続いていることと、実際に会えることは別だ。
相手がメールを楽しんでくれていた可能性はある。
しかし、
「メールしたい」
と
「実際に会いたい」
は同じではない。
さらに「会ってもいい」と思っていても、仕事や家庭の事情、距離、体調、警戒心などによって実現しないこともある。
サイト内では相手の事情をすべて知ることはできない。
だからメールが長く続いたからといって、
「ここまでやり取りしたのだから会えるはず」
と考えすぎないほうがいいと思う。
好きになるほど誘うのが怖くなる
不思議なのは、どうでもいい相手なら気軽に誘えるのに、本当に気になる相手ほど慎重になってしまうことだ。
断られたくない。
今の関係を壊したくない。
変に思われたくない。
そう考えているうちに、
「もう少しメールしてからでいいか」
となる。
そして時間だけが過ぎる。
自分の場合も、もっと早い段階で自然に会う話を出していれば結果が違ったのか。
それは今でも分からない。
早く誘ったから会えたとは限らない。
逆に急ぎすぎれば、相手に警戒された可能性もある。
恋愛や出会いには、
「ここでこうすれば必ず成功する」
という正解がない。
だから後から考えるほど、
「あのとき別の言い方をしていたら」
と思ってしまう。
サイト内メールだけの関係が長くなる
やり取りをしている時間そのものは楽しかった。
ただ、いつの間にか関係が前へ進まなくなっていた。
メールはする。
返信もある。
でも会わない。
またメールする。
それを繰り返す。
出会い系サイトを利用する目的は人によって違うので、メールだけの交流が悪いわけではない。
ただ、自分はその女性に会いたかった。
そう考えると、メールが続いていることだけで満足していてはいけなかったのかもしれない。
どこかの段階で、
「今度、昼間にお茶でもしませんか」
くらいの軽い提案をして、相手の反応を見る。
そこで具体的な日程の話になるなら一歩進む。
まだ難しいと言われたら待つ。
何度誘っても具体的にならないなら、相手は少なくともその時点では会うことを望んでいない可能性も考える。
相手の意思を尊重しながら、自分自身も状況を理解することが必要だったと思う。
そして結局、会えなかった
最終的に、その女性とは会うことがなかった。
大きな喧嘩をしたわけでもない。
劇的な別れがあったわけでもない。
ただ、会わないまま関係が終わった。
これは意外と心に残る。
一度会って、
「思っていた人とは違った」
となったのであれば、ある意味では納得できる。
しかし会っていないと、想像の中の相手が残る。
もし会えていたら。
一緒に食事をしていたら。
実際に話したら気が合っただろうか。
もしかしたら交際していたのだろうか。
答えが出ない。
だからこそ記憶に残りやすいのかもしれない。
会えなかったから美化している部分もあると思う
ここは自分でも冷静に考えたい。
自分はその女性をかなり好きだった。
ただし、実際には会っていない。
つまり、自分が好きだったものの中には、メールから作り上げた「相手のイメージ」も含まれていたはずだ。
実際に会えば話し方が想像と違ったかもしれない。
生活の価値観が合わなかったかもしれない。
お互いに恋愛対象にはならなかった可能性もある。
逆に、本当に相性が良かった可能性だってある。
それはもう分からない。
会えなかった相手には、現実によって修正されなかった理想像が残りやすい。
これはサイト内メールだけで関係が終わったときに、覚えておきたいことだと思う。
メールが続くこと自体にも意味はあった
それでも、その時間が全部無駄だったとは思わない。
メールが来るのを楽しみにした。
文章を考えた。
相手のことを知ろうとした。
会ってみたいと思える人に出会った。
結果として交際にはならなかったし、デートさえ実現しなかった。
それでも、そのとき自分が感じていた気持ちまで無意味になるわけではない。
出会い系サイトの体験談というと、
「何人と会えた」
「LINE交換できた」
「交際できた」
という成功した結果が目立ちやすい。
しかし実際には、こういう終わり方もある。
むしろサイトを長く利用していれば、
好きになったのに会えなかった相手
が一人くらいいても不思議ではないと思う。
次に同じことがあったらどうするか
もし今後、また「この女性には会ってみたい」と強く思う人とサイト内メールが続いたら、以前より少しだけ早く行動したい。
もちろん強引には誘わない。
何度も誘わない。
相手が断っているのに理由を問い詰めることもしない。
ただ、
「よかったら今度お茶でもしませんか」
と一度きちんと伝える。
相手も会いたいと思ってくれているなら、そこから日程や場所の話が始まるかもしれない。
難しそうなら、その意思を尊重する。
メールだけで相手への期待をどんどん大きくしてしまうより、自分にとっても相手にとっても分かりやすいと思う。
まとめ|会えなかった人ほど記憶に残ることがある
ハッピーメールでサイト内メールをして、かなり好きになった女性がいた。
しかし、最後まで会えなかった。
今でも、
「一度くらい会ってみたかったな」
と思う。
ただ、会えなかったという結果も含めて、自分にとっては一つの出会い系体験だった。
メールが続く。
相手を好きになる。
会いたくなる。
でも会えない。
出会い系サイトでは、そんなこともある。
そして今回の経験から自分が一番感じたのは、メールの中で好きになった相手と、実際に会って知る相手はまだ同じではないということだ。
会えなかったからこそ、相手を理想化している部分もあるだろう。
それでも、当時その女性からメールが届くとうれしかった気持ちは本物だった。
だからこれは「出会えなかった失敗談」というだけではない。
会うところまでは進まなかったけれど、
かなり好きになれる女性とサイト内で出会った記録。
自分にとっては、そんな一つの思い出として残っている。


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