ハッピーメールの初デートで女性からペットボトル500mlをもらい、あの後は…

初期体験

出会い系を長くやっていると、いろいろな出会い方があります。
カフェデート、軽い食事、ただ散歩するだけ。

でも、私の中で少し印象に残っているのが、ハッピーメールで初めて会った女性からペットボトルの飲み物をもらった日のことです。

それは、夏の終わり頃だったと思います。

マッチした女性とは、サイト内メールで何日かやり取りをしていました。
年齢は40代前半くらい。
文章はとても普通で、特にテンションが高いわけでもなく、逆に警戒している感じでもない。

「仕事帰りに少しだけ会えますか?」

そんな感じの、落ち着いたメッセージでした。

私は新宿で待ち合わせをしました。
時間は夕方。
まだ少し暑さが残る日でした。

待ち合わせ場所に行くと、女性はすぐにわかりました。
写真とほぼ同じ雰囲気で、化粧もかなり薄め。
出会い系では珍しく、ほとんど盛っていないタイプでした。

「はじめまして」

と軽く挨拶して、少し歩くことにしました。

そのとき、彼女がバッグからペットボトルの飲み物(500ml)を取り出して私に渡してきました。

「暑いから、どうぞ」

一瞬、少し驚きました。

出会い系の初対面で、何かをもらうことはあまりありません。
むしろ男性側が奢ることのほうが多いでしょう。

私は

「え、いいんですか?」

と聞くと、

「コンビニで2本買っただけなので」

と、さらっとした感じでした。

特別な意味はないのかもしれません。
でも、その自然さが少し印象に残りました。

ベンチに座って、しばらく話しました。

話題は本当に普通です。

仕事のこと
住んでいる場所
最近疲れていること

いわゆる日常の雑談でした。

出会い系でよくある、駆け引きのような空気もありません。
お互いに少し疲れていて、ただ話している感じ。

正直に言うと、
ドキドキするような恋愛の雰囲気ではありませんでした。

でも、不思議と嫌な感じもありませんでした。

30分くらい話したあと、彼女が言いました。

「今日はこのくらいで帰ろうかな」

とても自然な終わり方でした。

連絡先を交換することもなく、
次に会う約束もありません。

ただ、

「今日はありがとうございました」

と言って別れました。

帰り道で、私は少し考えました。

出会い系では、
・盛ったプロフィール
・テンションの高い会話
・急に距離を詰めてくる人

そんなケースも多いです。

でも、この日は違いました。

ただ、
少し話して、ペットボトルをもらって、帰っただけ。

それだけです。

でも、妙に記憶に残っています。

出会い系を続けていると、
必ずしも「結果」がある出会いばかりではありません。

むしろ、

・少し話して終わる
・そのまま連絡が途切れる
・ただ会って帰る

そんな出来事のほうが多いかもしれません。

この日の女性とも、その後連絡はありませんでした。

でも、思うのです。

出会い系というのは、
恋愛や関係に発展する出会いだけでなく、
こういう小さな出来事の積み重ねなのかもしれません。

あのときもらったペットボトルのことは、今でも覚えています。

たった500mlの飲み物ですが、
その日の空気や会話と一緒に、
なぜか記憶に残っています。

そして、出会い系を続けていると、
こういう何でもない出会いが、あとで振り返ると一番リアルだったりするのかもしれません。

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