ハッピーメールを長く利用していると、最初にプロフィールを見たときには想像もしなかったところまで関係が進むことがある。
メッセージをする。
実際に会う。
一緒に食事をする。
何度か会ううちに緊張しなくなる。
そして、ある日は相手の自宅で二人だけの時間を過ごす。
今回思い出したのは、彼女の自宅アパートへ行った日のことだ。
彼女は自分のために布団を敷いてくれた。
二人でゆっくり過ごしているうちに距離が近づき、キスをした。その後もしばらく寄り添いながら、恋人らしい時間を過ごした。
刺激的な出来事だけを切り取れば、それまでかもしれない。
でも自分の記憶に残っているのは、むしろその前後にあった普通の時間だった。
最初はハッピーメールの中にいた女性
当然だが、最初から彼女の自宅へ行くような関係ではなかった。
最初はハッピーメールの画面越しだった。
プロフィールを見る。
写真を見る。
メッセージを送る。
返事が来る。
また送る。
最初の段階では、本当に会えるかどうかさえ分からない。
出会い系では、メッセージが続いていても突然返信がなくなることがある。
実際に会うところまで進まない人もいる。
だから最初から先のことまで考えていたわけではなかった。
ただ、彼女とはやり取りが続いた。
そして実際に会うことになった。
何度か会うことで変わった距離感
最初に会うときには緊張する。
プロフィール写真と実際の本人は同じなのか。
話が続くのか。
相手は自分をどう思うのか。
こちらも相手をどう感じるのか。
考えることが多い。
でも、一度会って終わらなかった。
また会う。
さらに会う。
そうなると、最初にあった独特の緊張が少しずつなくなっていく。
「出会い系で知り合った女性」という意識も薄くなる。
一人の知っている女性になり、さらに関係が深くなれば恋人に近い存在になっていく。
彼女の自宅アパートへ行った
その日は彼女の自宅アパートで過ごすことになった。
外で会うのとはかなり違う。
カフェなら周囲に人がいる。
レストランなら店員もいる。
街を歩けば大勢の人とすれ違う。
自宅にはそれがない。
二人だけになる。
さらに、相手が普段生活している場所でもある。
家具や日用品がある。
その人の日常がそこにある。
自分は彼女の生活の中へ少し入ったような感覚になった。
布団を敷いてくれた
特に覚えているのが、彼女が布団を敷いてくれたことだ。
布団そのものは特別なものではない。
日常生活で普通に使うものだ。
でも、自分がいる前で彼女が布団を準備している。
その光景には独特の親密さがあった。
高級ホテルでもない。
旅行先でもない。
彼女が普段生活しているアパートだ。
だからこそ妙に現実感があった。
プロフィール写真しか知らなかった女性の家にいる。
そして、その女性が自分のために布団を用意してくれている。
最初のころから考えれば、ずいぶん距離が縮まったものだと思った。
二人でゆっくり過ごした
布団を敷いたからといって、すぐに何かが始まったわけではない。
普通に話していた。
近くに座ったり、横になったりしながら時間を過ごした。
外のデートでは、どうしても次の予定がある。
店を出る時間がある。
電車の時間がある。
でも自宅では時間の流れが違う。
何かをしなくてもいい。
ただ一緒にいる。
話が途切れても気にならない。
そういう時間があること自体、関係が変化した証拠だったのかもしれない。
自然にキスをした
しばらくすると二人の距離が近くなった。
そして自然な流れでキスをした。
最初にキスしたころの緊張とは少し違っていた。
相手がどう思っているか分からない段階ではなく、すでにお互いの距離が近くなっていたからだ。
それでもキスには、その瞬間にしかない空気がある。
目が合う。
距離が縮まる。
そしてキスをする。
言葉で説明するより、その場の雰囲気のほうが大きかったと思う。
キスの後も二人で寄り添った
キスをして終わりではなかった。
その後もしばらく二人で寄り添って過ごした。
手を握ったり、抱き合ったり、またキスをしたり。
いわゆる恋人同士のスキンシップだ。
自分にとって重要だったのは、何をどこまでしたかということではない。
彼女が安心して近くにいてくれたことだった。
自分も彼女の近くにいたいと思っていた。
二人の気持ちが同じ方向を向いていたから、その時間が心地よかったのだと思う。
親密になっても相手の気持ちは確認する
こういう場面では一つ大事なことがある。
自宅に招かれたからといって、何をしてもいいわけではない。
布団を敷いてくれたからといって、それ自体が何かへの同意になるわけでもない。
キスをしたから、その先もすべて大丈夫ということでもない。
相手の気持ちは、その都度違う。
途中で気持ちが変わることもある。
だから親密になったときほど、相手の反応を見ることが必要だと思う。
これは男性でも女性でも同じだ。
「攻略」ではなく関係の結果だった
出会い系について書かれた記事には、「家へ行く方法」「距離を縮める方法」といった攻略的な情報も多い。
でも自分の経験では、今回のことを攻略成功とは考えていない。
メッセージをした。
会った。
話した。
また会った。
少しずつ相手を知った。
その結果として、自宅で一緒に過ごせる関係になった。
順番としてはこちらだった。
家へ行くことを最初からゴールにしていたら、むしろ違う結果になっていたかもしれない。
普通の部屋だからこそ覚えている
今振り返ると、高級な場所だったから覚えているわけではない。
むしろ普通のアパートだったから覚えている。
生活感のある部屋。
彼女が敷いてくれた布団。
二人で話していた時間。
そしてキス。
派手な演出は何もなかった。
でも、恋愛ではこういう普通の場面のほうが後になって残ることがある。
旅行や豪華な食事とは違う。
誰かの日常の中に自分がいるという経験だからだ。
出会い系で知り合ったことを忘れる瞬間
彼女の部屋で一緒に過ごしているとき、自分はハッピーメールのことをほとんど考えていなかった。
最初はサイトがなければ知り合わなかった二人だ。
しかし関係ができた後まで、
「ハッピーメールで知り合った女性」
と考え続けるわけではない。
そのうち普通に名前で呼ぶ相手になる。
一緒に食事する人になる。
キスする相手になる。
つまり、出会った場所は入口にすぎない。
その後の関係は二人で作っていくものだ。
親密さは身体的な距離だけではない
彼女の家で過ごしたことで、もう一つ感じた。
親密になるとは、単に身体的な距離が近くなることだけではない。
相手の生活空間を知る。
普段の姿を見る。
何もしない時間を一緒に過ごす。
沈黙しても気まずくない。
こういうことも親密さなのだと思う。
キスは分かりやすい。
でも、キスをする前に二人で何となく過ごしていた時間にも意味があった。
ハッピーメールの口コミとして思うこと
ハッピーメールについて「本当に会えるのか」と聞かれれば、自分の経験としては実際に会えたケースがある。
ただし、登録すれば必ず恋人ができるという意味ではない。
相手は一人の人間だ。
返信が来ないこともある。
会えないこともある。
一度会って終わることもある。
逆に、何度も会って関係が深くなる場合もある。
今回の彼女は後者だった。
サイトで知り合い、実際に会い、さらに彼女の日常の空間で一緒に過ごすところまで関係が続いた。
自分にとっては、それが一つの実体験になっている。
まとめ|布団を敷いてくれたことまで覚えている
彼女の自宅アパートへ行った。
彼女が布団を敷いてくれた。
二人でゆっくり話した。
自然に距離が近づき、キスをした。
その後も寄り添って過ごした。
今でも覚えている。
でも、記憶に残っている理由は刺激的だったからだけではない。
ハッピーメールの画面の中にいた女性が、自分の日常に近い存在になったことを実感した夜だったからだ。
出会いはオンラインだった。
その後は現実だった。
実際に顔を見て話す。
一緒に時間を過ごす。
そして、お互いが心地よい範囲で距離が近くなっていく。
彼女が何気なく布団を敷いている姿まで覚えているのは、そこに「普通の恋人同士の時間」のようなものを感じたからなのかもしれない。
特別なホテルでも豪華なデートでもない。
普通のアパートの一室。
それでも自分にとっては、ハッピーメールを利用してきた中で今も覚えている一夜になった。


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