ハッピーメールを長く利用していると、今でも妙に鮮明に覚えている出会いがある。
豪華なレストランへ行ったわけでもない。
有名な観光地へ出かけたわけでもない。
私にとって忘れられないのは、自宅アパートで一人の女性と長い時間を過ごした日のことだ。
彼女とはハッピーメールで知り合った。
そして、その日は結果的に5時間くらい、驚くほど長い時間キスをして過ごした。
もちろん、本当に5時間、一秒も休まずキスしていたという意味ではない。
話したり、少し休んだりしながら、それでも何度も自然にキスを繰り返していた。
時計を見たとき、「こんなに時間が経っていたのか」と驚いたことを覚えている。
今回は、そんな一日をハッピーメール記録帖として残しておきたい。
最初は普通のメッセージ交換だった
彼女との出会いも、最初は特別なものではなかった。
プロフィールを見てメッセージを送り、返事が来た。
そこから少しずつやり取りが続いた。
出会い系では、メッセージが続いても実際には会えないこともある。
途中で返信がなくなることも珍しくない。
だから私は、最初から「この女性とは特別な関係になる」と考えていたわけではなかった。
ただ、彼女とは比較的自然に会話が続いた。
話題を無理に探さなくてもやり取りできる。
そんな相手だった。
実際に会ってから距離が縮まった
メッセージだけでは、人との相性は分からない。
実際に会ってみると、文章から受ける印象とは違うこともある。
彼女の場合は、会ってからのほうが話しやすかった。
最初は多少緊張したものの、一緒にいるうちに少しずつ自然になった。
何を話したのか、細かな内容まではもう覚えていない。
それでも、「一緒にいて苦痛ではなかった」という感覚は残っている。
恋愛では、これが意外と大きい。
沈黙があっても困らない。
無理に面白いことを言わなくてもいい。
そういう相手とは、自然に一緒にいる時間が長くなる。
自宅アパートで二人になった
その後、彼女と自宅アパートで二人で過ごすことになった。
外で会っているときとは、やはり雰囲気が違う。
周囲に人はいない。
店員もいない。
時間を気にして席を立つ必要もない。
二人だけで話す時間が続いた。
私は緊張していたと思う。
彼女も多少は緊張していたのかもしれない。
しかし、しばらくするとその空気も柔らかくなっていった。
自然な流れでキスをした
そして、二人の距離が近くなった。
どちらかが強引に進めたという記憶ではない。
お互いの様子を確かめながら、自然な流れでキスをした。
一度キスをして終わりではなかった。
少し話す。
またキスをする。
笑う。
また話す。
そして、また自然に距離が近づく。
そんな時間が続いた。
私は途中から、時間のことをほとんど考えなくなっていた。
気づけば何時間も経っていた
あとから考えると、不思議な時間だった。
普通なら5時間というのはかなり長い。
映画なら2本見られる。
電車なら東京からかなり遠くまで移動できる。
仕事なら半日以上だ。
しかし、その日は時間が短く感じた。
何か特別なイベントがあったわけではない。
ただ二人で過ごし、話をして、何度もキスをしていた。
それだけだった。
それなのに退屈しなかった。
時計を確認して、かなり時間が経っていることに気づいたときは自分でも驚いた。
キスの回数より印象に残ったこと
今振り返って思うのは、「何回キスしたのか」はそれほど重要ではないということだ。
数えていたわけでもない。
大切だったのは、彼女が長い時間一緒にいてくれたことだった。
嫌なら帰ることもできた。
途中で距離を取ることもできた。
それでも彼女は一緒にいてくれた。
だから私は、その時間そのものがうれしかった。
長時間一緒にいられる相性
恋愛では、短時間なら楽しく過ごせる相手はいる。
しかし、何時間も二人きりで過ごすとなると話は違ってくる。
会話が途切れる。
疲れる。
帰りたくなる。
そういうこともある。
だからこそ、何時間も同じ場所で自然に過ごせることには意味があると思う。
彼女とのその日は、まさにそんな時間だった。
キスそのもの以上に、「二人で長時間過ごしても嫌にならなかった」ということが印象に残っている。
出会い系でも人間関係は画面の外にある
ハッピーメールというと、どうしてもアプリやサイト上のやり取りに目が向く。
プロフィール。
写真。
メッセージ。
返信速度。
しかし、本当の人間関係が始まるのは会ってからだと思う。
画面上では分からない空気がある。
話すテンポ。
沈黙したときの感覚。
一緒にいると落ち着くか。
相手の意思を尊重できるか。
そうした部分は、プロフィールだけでは判断できない。
親密になっても相手の意思は大切
二人の距離が近くなったからといって、何をしてもいいわけではない。
キスを受け入れてくれたことと、それ以上のことに同意することは別だ。
これは長く出会い系を利用するうえでも大切なことだと思う。
その時々で相手の気持ちを確認する。
嫌がっていると感じたら止める。
自分の期待だけで関係を進めない。
親密な関係になったときほど、そうした配慮が必要になる。
「5時間」という数字が記憶に残った
今になって考えると、私がこの出来事を覚えている理由の一つは、「5時間くらい」という長さなのだと思う。
普通のデートでも5時間一緒にいることはある。
しかし、自宅という小さな空間で二人だけで過ごす5時間は、少し感覚が違う。
その日の空気。
彼女の表情。
二人で話していた時間。
そして何度も交わしたキス。
細かな出来事は薄れていても、「ずいぶん長い時間一緒にいた」という感覚だけは残っている。
ハッピーメールで出会わなければなかった一日
考えてみれば、ハッピーメールを利用していなければ、彼女とは知り合わなかった可能性が高い。
生活圏も違う。
仕事も違う。
普段なら接点のない人だったかもしれない。
出会い系にはうまくいかない経験もある。
返信が来ない。
会えない。
約束がなくなる。
一度会って終わる。
そんなことも珍しくない。
だからこそ、実際に会って、さらに長い時間を一緒に過ごせた経験は記憶に残る。
今振り返って思うこと
年月が経つと、当時とは見え方も変わる。
その頃は、「こんなにキスしてくれるんだ」という驚きのほうが大きかった。
しかし今は、少し違う。
彼女が安心して長時間一緒にいられる相手だと思ってくれていたのなら、それ自体がうれしいことだったのだと思う。
恋愛の記憶は、必ずしも劇的な出来事だけが残るわけではない。
静かな部屋で何時間も一緒にいた。
そんな単純な一日が、何年経っても残ることがある。
まとめ|何時間も一緒にいられたことが一番の思い出
ハッピーメールで知り合った女性が、自宅アパートで5時間くらい一緒に過ごしてくれた。
その間、私たちは話をしながら、何度もキスをした。
時間を測っていたわけではない。
回数を数えていたわけでもない。
気づいたら、それほど長い時間が過ぎていた。
今振り返ってみると、印象に残っているのはキスそのものだけではない。
一人の女性と何時間も自然に一緒にいられたこと。
そこに、この日の特別さがあったのだと思う。
出会い系では、出会うことばかりに意識が向きやすい。
しかし、本当に記憶に残るのは、出会った後にどんな時間を過ごしたかだ。
あの日の5時間も、私にとってそんな忘れられない時間の一つだった。
だから今、ハッピーメール記録帖の一ページとして、この出来事を残しておきたい。


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