はじめに
クリスマスイブと聞くと、多くの人はイルミネーションや高級レストラン、プレゼント交換を思い浮かべるだろう。
街は華やかな雰囲気に包まれ、どこへ行ってもカップルの姿が目に入る。
そんな特別な日に、私はハッピーメールで知り合った同級生の女性と食事をする約束をしていた。
待ち合わせ場所は、群馬県でもおなじみの和食レストラン「いっちょう」。
派手なデートではなかったが、約3時間という時間の中で、ゆっくり会話を楽しめたことが今でも印象に残っている。
今回は、その日の出来事を「ハッピーメール記録帖」として振り返ってみたい。
メッセージから始まった出会い
出会いはハッピーメールだった。
最初は何気ないメッセージのやり取りから始まる。
趣味や休日の過ごし方、好きな食べ物など、お互いを知るための会話を少しずつ重ねていった。
やがて話の流れで同級生だと分かった。
同じ時代を過ごしてきたというだけで、不思議と距離は縮まる。
「あの頃はこんなことが流行っていたよね。」
「学生時代は何をしていたの?」
そんな話題が自然と続き、初対面とは思えないほど話しやすい雰囲気になっていった。
クリスマスイブに会う約束
メッセージを続ける中で、食事へ行こうという話になった。
日程を調整すると、偶然にもクリスマスイブが空いていた。
「せっかくだから、その日に会ってみよう。」
そうして約束が決まった。
少し緊張もあったが、それ以上に楽しみな気持ちが大きかった。
待ち合わせの瞬間
当日は少し早めに到着した。
店の駐車場には多くの車が止まっている。
クリスマスイブらしく、家族連れやカップルの姿も多かった。
待っている時間は落ち着かない。
スマートフォンを見たり、入口を眺めたりしながら時間を過ごす。
そして約束の時間になると、彼女が笑顔でやって来た。
「こんばんは。」
その一言で、少しだけ緊張がほぐれた。
なぜ「いっちょう」を選んだのか
デートというと、おしゃれな店を選ばなければいけないと思う人もいるかもしれない。
しかし私は、落ち着いて話ができることを優先した。
いっちょうは比較的ゆったりした席が多く、料理の種類も豊富で価格も手頃だ。
初対面に近い相手と長く話すには、ちょうどいい空間だと感じていた。
高級店よりも、お互いが自然体でいられる場所の方が大切だと思ったのである。
食事よりも会話が印象に残った
料理が運ばれてきても、会話は止まらなかった。
学生時代の思い出。
今の仕事。
休日の過ごし方。
好きなテレビ番組。
子どもの頃の話。
何気ない話ばかりだったが、それが心地良かった。
共通する思い出があるからこそ、「分かる、分かる」と笑い合える場面も多かった。
会話を重ねるうちに、お互いの緊張も少しずつなくなっていった。
あっという間の3時間
気付けば時計はかなり進んでいた。
「もう3時間近く経っているね。」
そんな言葉が出るほど、時間が過ぎるのは早かった。
居心地が悪い相手なら30分でも長く感じる。
しかし、この日は違った。
時間を忘れて話せる相手だったからこそ、3時間という長さを感じなかったのである。
特別な演出は必要なかった
クリスマスイブだからといって、高価なプレゼントを用意したわけでもない。
夜景を見に行ったわけでもない。
豪華なホテルで食事をしたわけでもない。
それでも十分楽しかった。
大切なのは場所ではなく、一緒にいる相手との時間なのだと改めて感じた。
ハッピーメールで感じたこと
ハッピーメールというと、「本当に出会えるのか」と不安に思う人もいるかもしれない。
もちろん、人それぞれ結果は違う。
すべてが理想通りに進むわけでもない。
しかし、丁寧にメッセージを重ね、お互いを知ろうとする姿勢があれば、こうした出会いにつながることもある。
プロフィールをきちんと書くこと。
焦らずやり取りを続けること。
相手を尊重すること。
その積み重ねが大切なのだと思う。
初対面で意識したこと
私が意識していたのは、自分ばかり話さないことだった。
相手の話をよく聞く。
質問をする。
話を遮らない。
無理に笑わせようとしない。
自然な会話を続けることだけを考えていた。
そのおかげか、店を出る頃にはお互いにリラックスした雰囲気になっていた。
デートは成功だけが価値ではない
恋愛では、「付き合えたか」「結婚したか」という結果ばかりが注目される。
しかし私は、それだけではないと思っている。
誰かと食事をし、話をして、新しい価値観に触れる。
それだけでも十分意味のある時間になる。
出会いは人生の経験でもある。
一つひとつの経験が、自分自身を成長させてくれる。
今振り返って思うこと
このクリスマスイブを思い返すと、印象に残っているのは料理よりも会話だった。
何を食べたかより、どんな話をしたかの方が記憶に残っている。
それだけ居心地の良い時間だったのだと思う。
派手な演出はなくても、自然体で過ごせる相手との時間には特別な価値がある。
おわりに
ハッピーメールを通じて知り合った同級生の女性と過ごしたクリスマスイブ。
和食レストラン「いっちょう」で約3時間という時間は、決して豪華ではなかったが、とても穏やかで心地よいひとときだった。
出会いは人それぞれ形が違う。
うまくいくこともあれば、そうでないこともある。
それでも、一つひとつの出会いを大切にし、その時の気持ちを記録しておくことには意味がある。
この日のデートも、私にとって忘れられない「ハッピーメール記録帖」の一ページになった。
もしこれからハッピーメールで誰かと会ってみようと考えている人がいるなら、豪華な演出よりも「相手と落ち着いて話せる時間」を大切にしてみてほしい。その積み重ねが、お互いを知るきっかけになり、思い出に残る一日につながるかもしれない。


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