ハッピーメールを長く利用していると、いろいろな女性と知り合う。
メッセージだけで終わった人もいる。
一度会っただけの人もいる。
何度か会っているうちに、かなり親しい関係になった女性もいる。
今回振り返るのは、そんな中でも強く記憶に残っている一日のことだ。
その女性とはすでに大人同士の親密な関係になっていた。
ある日、一緒に快活CLUBへ行った。
そこで彼女が着ていたのが、赤いセーターだった。
今でも「赤」という色まで覚えている。
そして個室で二人になったとき、彼女は自分の意思でセーターを脱ぎ、胸元を見せてきた。
突然のことだったので、かなり驚いた。
ただ、何年たっても覚えているのは、単に肌を見たということだけではない。
そこまで距離が縮まっていた二人の関係や、その日の空気まで含めて記憶に残っている。
ハッピーメールから始まった関係
最初のきっかけはハッピーメールだった。
ネット上で知らない男女が知り合う。
プロフィールを見る。
メッセージを交換する。
そして実際に会う。
文章にすれば簡単だが、最初から親しくなれるわけではない。
相手から見れば自分は知らない男性だ。
こちらにとっても相手は知らない女性である。
本当にプロフィール通りなのか。
普通に話せる人なのか。
安心して会えるのか。
最初はいろいろ考える。
そこから実際に会って、少しずつ相手を知っていった。
一度会っただけでは分からない
オンラインでの印象と、実際に会ったときの印象は違うことがある。
文章ではよく話す人が、会うと静かなこともある。
逆にメッセージは短いのに、会えば話しやすい人もいる。
だから自分は、メッセージだけで相手のすべてを判断するのは難しいと思っている。
彼女とも実際に会って、一緒に時間を過ごす中で距離が変化していった。
最初から親密だったわけではない。
何度か話したり、一緒に過ごしたりする。
そういう積み重ねがあった。
赤いセーターを覚えている
不思議なのは、昔の出来事なのに服の色まで覚えていることだ。
赤いセーター。
なぜそこまで記憶に残ったのだろう。
人間の記憶というのは、すべてを均等に保存しているわけではないらしい。
昨日食べたものは忘れるのに、何年も前に誰かが着ていた服を覚えていることがある。
その日の出来事が自分にとって強い印象を持っていたから、服装までセットで残ったのかもしれない。
二人で快活CLUBへ
その日は彼女と快活CLUBへ行った。
ネットカフェという場所は少し独特だ。
普通の飲食店ほど人目を意識しない。
かといって、自宅とも違う。
漫画を読んだり、パソコンを使ったり、休憩したりできる。
二人で利用できるスペースもある。
ただし当然、店舗には利用規約がある。
個室だから何をしても自由というわけではない。
現在利用する場合は、その店舗の最新ルールを確認して守る必要がある。
二人だけの空間になると雰囲気が変わった
外にいるときと、二人だけの空間に入ったときでは雰囲気が変わる。
周囲に他人がいる場所では普通に話していても、二人になると急に静かになることがある。
彼女とはすでに親しい関係だった。
それでも、その日は少し違う空気を感じた。
そして彼女が赤いセーターを脱いだ。
その後、自分から胸元を見せてきた。
自分は驚いた。
予想していた行動ではなかったからだ。
「見せてくれた」こと以上に印象に残ったもの
若いころなら、この出来事を単純に「女性の胸を見た」という話だけで記憶したかもしれない。
しかし今振り返ると、それだけではない。
なぜ彼女は自分の前でそこまで警戒を解いたのだろう。
少なくとも、その瞬間の彼女は自分との距離をかなり近く感じていたのだと思う。
出会った当初は知らない男女だった。
それが、いつの間にかここまで親しくなっていた。
その変化のほうが、今では興味深い。
親しい関係でも相手の意思は別に考える
ここは重要だ。
一度親密な関係になったからといって、その後は何をしても構わないということにはならない。
以前はよかった。
昨日はよかった。
恋人だから。
親密な関係だから。
そうしたことと、今この瞬間に相手がどう思っているかは別だ。
相手自身が服を脱いだからといって、それが別の行為への同意を意味するわけでもない。
その都度、相手の意思を尊重する必要がある。
これはネットで知り合った相手に限らない。
どんな男女関係でも同じだと思う。
無理に先へ進める必要はない
男女が親密になると、
「次はこうなるはずだ」
と勝手に考えてしまうことがある。
しかし、人間関係はゲームのイベントではない。
決められた順番で進むものでもない。
その場で話して終わる日があっていい。
ただ一緒にいるだけでもいい。
相手が途中で気持ちを変えることもある。
そこで無理に進めないことが、むしろ関係を長く保つことにつながる場合もある。
ネットカフェは公共性のある施設でもある
もう一つ忘れてはいけないのが場所だ。
個室のように感じても、ネットカフェは自宅ではない。
ほかの利用者もいる。
スタッフもいる。
店舗ごとにルールも定められている。
だから、親密な二人で利用するとしても、施設の規約と周囲への配慮は必要になる。
これは当時の体験を振り返った記録であって、ネットカフェを性的な目的で利用することを勧める話ではない。
出会い系では距離が縮まる速度が人によって違った
ハッピーメールを使って感じたことの一つがこれだった。
人によって距離感がまったく違う。
何週間もメッセージをしてから会いたい人。
まず会って話したい人。
何度も会わないと警戒を解かない人。
比較的早く親しくなる人。
どれが正しいという話ではない。
人それぞれだ。
だから自分の感覚だけで、
「普通はこのくらいだろう」
と決めないほうがいい。
親しくなったからこそ雑に扱わない
最初のころは相手に気を遣う。
しかし親しくなると、だんだん遠慮がなくなる。
それ自体は自然なことだ。
問題は、相手への配慮までなくしてしまうことだと思う。
親しくなった女性だからこそ、嫌なことは嫌と言える関係にする。
こちらも嫌なことは伝える。
それができない関係は、距離が近いように見えても不安定なのかもしれない。
出会い系の向こう側にいるのは普通の人だった
出会い系サイトという言葉だけを見ると、特殊な世界を想像する人もいるかもしれない。
しかし、自分が実際に会った女性たちは一人一人違った。
性格も違う。
生活も違う。
考え方も違う。
そして感情もある。
画面上ではプロフィール写真と数行の文章でも、実際に会えば普通に生活している一人の人間だ。
これは長く利用して強く感じたことだった。
記憶には細かな場面だけ残る
この日のすべてを覚えているわけではない。
何時に入ったのか。
最初に何を話したのか。
何を飲んだのか。
細かい部分は忘れている。
それなのに、
赤いセーター
という一部分だけは鮮明に残っている。
昔の恋愛や出会いを振り返ると、こういうことがある。
全部を記録しているわけではないのに、一枚の写真のような場面だけが頭の中に残っている。
ハッピーメールは出会うところまで
彼女との関係を作ったのは、ハッピーメールそのものではない。
ハッピーメールが作ったのは入口だった。
プロフィールを見つける。
メッセージを送る。
返信が来る。
知り合う。
そこから先は二人の関係だ。
会話が続くのか。
実際に会うのか。
もう一度会うのか。
親しくなるのか。
離れていくのか。
サービスが決めることではない。
刺激的な出来事より「そこまで親しくなったこと」
当時の自分にとって、彼女が服を脱いだことは当然驚く出来事だった。
しかし年月がたつと、見方が少し変わる。
最初は知らない女性だった。
それが何度か会い、話し、一緒に時間を過ごすようになった。
そして互いに警戒していたころからは想像できないほど距離が縮まった。
今思うと、その過程そのものが一つの記憶なのだ。
出会い系の体験談を書くときに思うこと
昔の体験を書くと、どうしても刺激の強い場面だけを切り取りたくなる。
そのほうがタイトルにもなりやすい。
しかし、本当に残っている記憶はそこだけではない。
待ち合わせた場所。
相手の服。
何でもない会話。
帰るときの空気。
そういう部分が意外と残っている。
だからこの記録帖では、単に「何が起きたか」だけではなく、
「そのとき自分はどう感じたのか」
も残しておきたい。
まとめ|赤いセーターと一緒に残った記憶
ハッピーメールで知り合い、親密な関係になった女性と快活CLUBへ行った。
その日、彼女は赤いセーターを着ていた。
二人で過ごしているとき、彼女自身がセーターを脱ぎ、胸元を見せてきた。
突然だったので驚いた。
しかし、今になって考えると、記憶に残っている理由はそれだけではない。
ネットで知り合った二人が、そこまで親しくなっていた。
その事実も含めて印象に残っているのだと思う。
もちろん、親しい関係でも相手の意思はその都度尊重する。
一つの行動への同意を、別の行動への同意だと決めつけない。
そして店舗を利用するなら、その場所のルールも守る。
そんな当たり前のことも、今振り返るからこそ書いておきたい。
それにしても、人の記憶は不思議だ。
何年も前の細かな会話は忘れている。
それなのに、
彼女が着ていた赤いセーターだけは、今でも妙にはっきり覚えている。
自分にとって、それもハッピーメールを利用していた時代を構成する一つの記憶なのである。


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