出会い系やマッチングアプリを長く使っていると、いろいろな女性と知り合う。
メッセージだけで終わった女性もいるし、LINEを交換した女性もいる。実際に会った女性もいる。
その中には、今でもかなり印象に残っている女性がいる。
かなり好きだった女の子だ。
彼女はCカップだった。
こんなことを書くと、今回はかなり性的な話なのかと思われるかもしれない。
しかし、実際には逆だ。
私は彼女の胸を揉んだことがない。
好きだった。
女性としても魅力的だと思っていた。
それでも、そこまでの関係にはならなかった。
今回はそんな話を書いてみたい。
Cカップだったことは知っていた
なぜ私が彼女の胸のサイズを知っていたのか。
付き合いが続いていれば、恋愛や身体の話になることもある。
彼女の場合もそうだった。
その会話の中で、Cカップだということを知った。
もちろん、私にとって胸のサイズが女性を好きになる条件だったわけではない。
顔、話し方、雰囲気、性格。
そして、一緒にいるときの感覚。
そういうものを含めて、かなり好きだった。
むしろ後から振り返ると、「Cカップだった」という情報そのものよりも、彼女との会話や会ったときの空気のほうをよく覚えている。
好きな女性というのは、スペックだけでは説明できない。
好きだから触りたい、とは単純にならなかった
男性なら、好きな女性と身体的にも近づきたいと思うことはあると思う。
私にもそういう気持ちはあった。
彼女を女性として意識していたし、魅力的だと思っていた。
それでも実際には、胸を揉んだことは一度もない。
ここは自分でも少し不思議だ。
好きだったなら、もっと積極的になってもよかったのではないか。
後から考えれば、そんな気持ちもある。
しかし、そのときの私は「好きだから早く身体の関係になりたい」という一直線の感覚ではなかった。
むしろ好きだったからこそ、変なことをして関係を壊したくないという気持ちがあった。
相手がどう思っているのか分からない状態で、一方的に距離を縮めることもしたくなかった。
だから結局、何もしなかった。
何もしなかったことを後悔しているのか
これは難しい。
まったく後悔していないと言ったら嘘になる。
「あのとき、もう少し積極的だったらどうなっていただろう」
そう考えることはある。
恋愛にはタイミングがある。
お互いに好意があったとしても、何もしなければ関係が進まないこともある。
逆に、焦って距離を縮めれば、それまで築いてきた関係が壊れることもある。
正解は分からない。
ただ、一つだけはっきりしている。
相手の同意が分からない状態で身体に触れなかったこと自体は、後悔する必要はないと思っている。
そこは恋愛の積極性とは別の話だ。
もっと気持ちを伝えることはできた。
もっとデートに誘うこともできた。
もっと「好きだ」と言うこともできた。
身体に触れる以外にも、距離を縮める方法はいくらでもあったのだ。
本当に好きだったから記憶に残っている
不思議なもので、出会い系を使っていると、多くの女性とやり取りしても忘れてしまう人はいる。
何を話したのか。
どこで会ったのか。
場合によっては名前すら思い出せなくなる。
でも、本当に好きになった人のことは残る。
ちょっとした会話。
表情。
服装。
一緒に歩いた場所。
そんな細かいことを覚えていたりする。
彼女もそうだった。
Cカップだったという話も、その記憶の一つにすぎない。
重要なのはサイズではない。
「その女性をかなり好きだった」ということのほうが、ずっと大きい。
出会い系を使っていても恋愛は普通に起きる
出会い系という言葉には、どうしても身体目的というイメージがつきまとう。
実際、そういう目的で利用する人もいるだろう。
でも、使っている人間の感情はそんなに単純ではない。
最初は軽い気持ちでメッセージを送った女性を、本気で好きになることもある。
会う前はそれほど意識していなかったのに、実際に会った瞬間に印象が変わることもある。
逆もある。
プロフィールでは理想的に見えても、会ってみると何か違う。
人間同士だから当然だ。
私の場合、この女性についてはかなり好きになった。
だから身体のことだけでは考えられなくなった。
「何もなかった恋愛」も自分の経験になる
恋愛の体験談というと、付き合った、キスした、身体の関係になった、結婚した、別れた、といった分かりやすい出来事が注目される。
でも、実際の恋愛には、そのどれにも当てはまらない関係がたくさんある。
好きだった。
会った。
話した。
でも、それ以上には進まなかった。
それでも、その時間がなかったことになるわけではない。
むしろ中途半端に終わった恋愛ほど、何年たっても覚えていることがある。
「あのとき、もう少しこうしていれば」
そんな余白が残っているからだと思う。
今なら身体より先に気持ちを伝える
もし同じような状況がもう一度あったら、私は以前より少し積極的になると思う。
ただし、それは無理に身体に触れるという意味ではない。
むしろ逆だ。
好きなら好きだと伝える。
また会いたいなら、また会いたいと言う。
二人で出かけたいなら、自分から誘う。
相手の反応を見ながら、一つずつ関係を進める。
そのほうがいい。
身体的な接触についても、お互いが望んでいることが分かってからでいい。
恋愛で積極的になることと、相手の境界を無視することはまったく違う。
昔の私は、この二つをうまく整理できていなかったのかもしれない。
何もしないか、一気に進むか。
そんな二択ではなかった。
その中間には、たくさんのコミュニケーションがある。
Cカップだった。でも、それ以上に好きだった
今回のタイトルだけを見ると、
「Cカップだったけれど揉まなかった」
という部分が一番目立つ。
でも、私が本当に書きたかったのはそこではない。
かなり好きな女性だった。
女性として魅力を感じていた。
身体的にも興味はあった。
それでも、実際には何も起きなかった。
そんな恋愛もあるという話だ。
出会い系を使っていると、つい「何人と会えた」「LINEを何人と交換した」と結果を数字で考えてしまうことがある。
しかし、本当に記憶に残る相手は数字ではない。
一人の女性との一つの関係だ。
彼女とは胸を触るような関係にはならなかった。
それでも、かなり好きだった。
むしろ何もなかったからこそ、今でも記憶に残っている部分があるのかもしれない。
出会い系で知り合った女性との関係が、必ず身体の関係まで進むわけではない。
好きになったからといって、必ず恋人になれるわけでもない。
でも、好きになった時間まで無意味になるわけではない。
今振り返れば、私はもう少し自分の気持ちを言葉にすればよかったと思う。
触ることより、伝えること。
それが、この経験から一番強く感じていることだ。


コメント