ハッピーメールを使ってきた中には、今振り返ると「自分は何をやっていたんだろう」と思うような出来事もある。
今回書くのも、その一つだ。
かなり昔の話になるが、当時の私は実年齢をそのまま伝えず、30代前半くらいのふりをしてやり取りをしていたことがあった。
そして、実際に会うところまで進んだ相手がいた。
相手は女子高生だった。
今の感覚で振り返れば、そもそも未成年者と会う方向へ進むべきではなかったと思う。年齢を偽っていたことも含めて、現在の自分から見れば反省すべき点の多い体験だ。
今回は何かを推奨する話ではない。
「昔、こんなことをしてしまった」という記録として残しておこうと思う。
30代前半のふりをしていた
当時の私は、プロフィールややり取りの中で自分を実際より若く見せていた。
30代前半くらい。
今考えれば、最初から大きな問題がある。
出会い系ではプロフィールの印象がかなり大きい。
年齢が違えば、相手が会うかどうかの判断も変わる。
つまり、年齢を若く偽るということは、相手の判断材料そのものを変えてしまうことになる。
当時はそこまで深く考えていなかったのだと思う。
「若く見られたい」
「年齢をそのまま出したら会えないかもしれない」
そんな気持ちがあったのかもしれない。
しかし、会うところまで進めばプロフィールだけでは済まなくなる。
画面上の設定と、現実の自分が対面するからだ。
メールでは会うところまで進んだ
やり取りそのものは続いた。
そして最終的に、実際に会うことになった。
出会い系を使っていると、メールが続いている段階では期待してしまうことがある。
「ここまで話せているなら大丈夫だろう」
「会う約束までできたのだから、少なくとも嫌われてはいない」
そんなふうに考えてしまう。
ただ、メールで話せることと、実際に会って相手がどう感じるかは別問題だ。
写真。
年齢。
話し方。
雰囲気。
服装。
表情。
実際に会えば、一瞬で大量の情報が相手へ伝わる。
メッセージだけでは分からなかった部分が全部出る。
今回の体験では、それをかなり強く感じた。
実際に会った瞬間の空気
待ち合わせをして、相手と対面した。
そこで私が感じたのは、
「あれ、思っていた感じと違うと思われたかな」
という空気だった。
もちろん、これは相手から明確に言われたわけではない。
だから本当の気持ちは分からない。
ただ、こちらとしては何となく感じるものがあった。
メールのときとは違う。
反応が薄いような気がする。
距離があるように感じる。
こちらを見た瞬間から、期待していた相手ではなかったと思われているような気がした。
出会いでは、こういう感覚がある。
はっきり「タイプではありません」と言われなくても、相手の反応からそう感じることがある。
このときの私は、まさにそんな感覚だった。
「タイプではない」と判断されたように感じた
自分の中では、
「これはタイプじゃないと思われたな」
という印象が残った。
実際のところ、相手が何を理由にそういう態度になったのかは分からない。
見た目だったのか。
年齢感だったのか。
雰囲気だったのか。
そもそも会ってみて気が変わっただけなのか。
本人に確認したわけではない以上、断定はできない。
ただ、年齢を若く見せていた以上、実物とのギャップが生まれた可能性は当然ある。
30代前半だと思って会った相手が、想像していた雰囲気と違った。
もしそうなら、相手からすれば戸惑って当然だ。
当時は「断られた」という部分ばかり気にしていたかもしれない。
しかし今考えると、見るべきだったのはそこではない。
自分が最初に正確な情報を伝えていなかったことのほうだった。
年齢を偽ると結局どこかで苦しくなる
ネット上では、プロフィールを少し変えるだけなら簡単だ。
年齢も文章も、自分で入力できる。
しかし、実際に人と会うサービスでは、いつか現実とつながる。
そこでギャップが出る。
仮に年齢を若く設定したことでメールの返信率が上がったとしても、それで本当に成功したことになるのだろうか。
会った瞬間に、
「聞いていた話と違う」
と思われれば、むしろマイナスから始まる。
最初から本当の年齢を伝えて、それでも会いたいと思ってくれる相手と会ったほうがいい。
今ならそう思う。
そして相手が未成年だったこと
もう一つ、今振り返って重要なのは、相手が女子高生だったことだ。
高校生という言葉だけでは成人か未成年かを断定できない場合もあるが、少なくとも年齢確認が必要な状況であり、未成年であれば会う方向へ進むべきではない。
これは「タイプだった」「タイプではなかった」という話より重要だ。
当時の出来事を面白い思い出としてだけ書いてしまうと、この部分を軽視することになる。
現在の自分なら、相手が未成年だと分かった時点で個人的に会う方向へ進めない。
出会い系サービスを使うなら、相手の年齢を確認し、サービスの利用規約や法律を守ることが大前提だ。
断られること自体は珍しくない
一方で、成人同士の通常の出会いに話を広げれば、実際に会ってタイプではないと思われること自体は珍しいことではない。
これは男女どちらにもある。
メールでは楽しかった。
写真も悪くなかった。
でも会ってみたら違った。
それだけのこともある。
誰かにタイプではないと思われたからといって、自分という人間全体を否定されたわけではない。
単純に相性が合わなかった可能性もある。
ただし今回の私の場合は、その前に年齢を偽っていた。
だから単純な「会ってみたら相性が悪かった」という話だけでは終わらせられない。
自分でミスマッチの原因を作っていた部分もあったと思う。
今なら年齢を偽ってまで会おうとは思わない
昔の自分と現在の自分で大きく違うのはここだ。
今なら、年齢を若く設定してまで会う人数を増やしたいとは思わない。
仮にそれでマッチングや返信が増えても、その先で困るからだ。
出会い系では、会えた人数だけを見ると成功したように感じる。
でも、本当に大切なのはそこではない。
お互いが納得できる条件でやり取りを始められたか。
安心して会える相手だったか。
実際に会ったあとも普通に話せたか。
そういう部分のほうが重要だと思う。
昔の失敗も記録として残しておく
この体験は、私にとって格好いい話ではない。
むしろ逆だ。
年齢を若く見せていた。
相手の年齢についても慎重さが足りなかった。
そして実際に会ってみたら、相手からタイプではないと思われたような空気を感じた。
昔は最後の部分だけが印象に残っていた。
「せっかく会ったのにダメだった」
という感覚だ。
しかし時間がたって振り返ると、見え方が変わる。
問題は断られたことではなかった。
会うまでの自分の判断にも問題があった。
そう考えるようになった。
まとめ|「断られた」より自分の行動を振り返る体験だった
30代前半のふりをしてやり取りし、実際に会った。
しかし、会ってみると相手から「タイプではない」と判断されたような感覚があった。
当時の私は、そのことを残念に思っていた。
でも現在の視点では、もっと前の段階を振り返るべきだと思っている。
年齢を偽らない。
相手が未成年でないことを確認する。
無理に会うことを目的にしない。
そして、実際に会って相手から断られても、それ自体は受け入れる。
出会い系を長く使っていると、うまくいった記録だけでなく、こうした失敗も残る。
今回の出来事は、私にとってまさにその一つだ。
会えたかどうかより、どういう条件で会ったのか。
昔の自分を振り返ると、そのほうがずっと重要だったと思う。


コメント