【実録】ハッピーメール歴10年以上でも知り合いに会わない理由

会えなかった記録

俺はハッピーメールを10年以上使ってきた。
登録したのはかなり昔で、正直「出会い系=怪しい」という時代からずっと触っている側の人間だと思う。
課金もそれなりにしたし、メッセージのやり取りも数え切れないほどやった。

それでも、ひとつだけはっきり言えることがある。
いまだに「顔見知り」「知り合い」「現実世界でつながった相手」には一度も会っていない。

これを聞くと、「え?10年以上もやってて?」と思う人もいるかもしれない。
でも、これは俺の中ではむしろ自然な結果だと思っている。

まず前提として、ハッピーメールで会った女性は何人もいる。
普通の会社員、主婦、バツイチ、看護師、事務職。
実際に会ってみると、拍子抜けするくらい普通の人ばかりだった。
ネットで言われているような危険な人や、明らかに怪しい人に当たった記憶はほとんどない。

それなのに、なぜ顔見知りには会っていないのか。

理由はシンプルで、活動範囲と人間関係が完全に分断されているからだと思っている。
ハッピーメールで出会う人たちは、最初から「日常とは別の世界」にいる。
職場、近所、友人関係と交差しないように、無意識にお互いが距離を取っている。

たとえば、地元が近そうな相手でも、
・よく行く店
・生活リズム
・交友関係
が微妙にズレていて、現実では交わらない。

それに、正直な話をすると、
お互い「ここで終わらせる関係」をどこかで選んでいる気もする。
楽しいけど深追いしない。
生活に踏み込まない。
連絡が途切れたら、それで終わり。

10年以上使ってきて思うのは、
ハッピーメールは「偶然の再会」を期待する場所じゃないということだ。
むしろ、再会しないことが前提の安全な距離感が、このサービスの居心地の良さなのかもしれない。

もし「知り合いに会いたい」「身近な出会いが欲しい」と思っているなら、
ハッピーメールは少しズレている。
逆に言えば、
現実と切り離された関係を求める人には、10年以上続く理由がある

俺が今でも使っているのは、
夢を見たいからでも、必死だからでもない。
ただ、現実とは別のレイヤーで、人と会話し、たまに会い、静かに終わる。
それを受け入れられる年齢になっただけだ。

10年以上使って、顔見知りには会っていない。
でも、それを失敗だとは思っていない。
これが、俺のハッピーメールのリアルな記録だ。

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