出会い系サイトを長く見ていると、ふと疑問に思うことがある。
男性なのに、プロフィール上では女性として登録したらどうなるのか?
女性向けの画面になるのか。
男性会員からメッセージが届くのか。
料金や使える機能まで変わるのか。
そもそも、そんな登録をしていいのか。
今回は「女性になりすまして男性をだます方法」を紹介する記事ではない。
ハッピーメールのような出会い系サービスで、登録上の性別と実際の利用者が違っていた場合、何が起こり得るのか。そして、なぜ正しい情報で利用した方がいいのかを考えてみたい。
性別は単なるプロフィール項目ではない
出会い系サイトにおける性別は、
「男」
「女」
と表示するだけの項目に見える。
しかし実際には、かなり重要な情報だ。
たとえば、相手を検索するときの条件。
おすすめされる相手。
メッセージを送ってくる利用者。
料金体系。
利用できるキャンペーン。
サービスによっては、こうした部分が登録情報と関係している。
つまり、男性が女性として登録すると、単純にプロフィールの一文字が変わるだけではない可能性がある。
サービス内での見え方そのものが変わる可能性がある。
ここが重要だと思う。
女性として表示されれば男性側から見つかる可能性がある
仮に男性が女性プロフィールとして登録できたとする。
すると、そのプロフィールを見ている別の男性は、基本的には画面に表示されている情報を前提に判断することになる。
年齢。
地域。
自己紹介。
写真。
そして性別。
そこで「女性」と表示されていれば、本当に女性が利用していると思ってメッセージを送る人もいるだろう。
これは考えてみれば当然だ。
出会い系サイトでは、相手の情報の大部分をプロフィールから判断するしかない。
だからこそ、プロフィール情報が事実と違うことには大きな問題がある。
メッセージを受け取れても「成功」ではない
もし女性プロフィールを作った結果、男性から大量にメッセージが届いたとする。
数字だけ見れば、
「こんなに来るのか」
と思うかもしれない。
しかし、それは出会いに成功したという意味ではない。
相手はプロフィール情報を信用して連絡している。
その前提が違っていれば、メッセージが増えれば増えるほど問題も大きくなり得る。
相手の時間を使わせる。
期待させる。
場合によってはポイントなどを消費させる。
そして後から事実が分かれば、当然トラブルになる可能性もある。
だから、
「女性登録すると男性からメッセージが来るのか?」
という興味だけで試すものではないと思う。
料金の違いを目的にするのも危ない
出会い系サービスでは、男性と女性で料金体系が異なることがある。
そのため、
「女性として登録すれば安く使えるのでは?」
と考える人もいるかもしれない。
しかし、ここでも考え方は同じだ。
サービスが定めている条件と違う情報を登録して、料金や機能上のメリットを得ようとするのは避けた方がいい。
一時的に画面上で使えたとしても、
使えることと、利用してよいことは別問題
だからだ。
サービスには利用規約がある。
本人確認や年齢確認などの仕組みもある。
不自然な利用があれば、運営側から確認されたり、利用を制限されたりする可能性も考えなければならない。
最新の具体的な仕様やルールについては、実際に利用する時点で公式情報を確認する必要がある。
他人の写真まで使えば問題はさらに大きくなる
女性として見せるために、
「女性の写真を使えばいい」
という発想になると、さらに危ない。
自分ではない人の写真を無断で使う。
SNSから写真を拾ってくる。
知人の写真を本人に無断で掲載する。
こうしたことは絶対におすすめできない。
写真の本人にも迷惑がかかる。
さらに、その写真を見て連絡してきた利用者も誤解する。
一つの偽プロフィールによって、複数の人を巻き込むことになる。
単なる「実験」のつもりでも、他人から見れば実験ではない。
本物のプロフィールだと思って行動する人がいる。
ここは忘れてはいけないと思う。
「どんな男性から連絡が来るか調査したい」でも注意
ブログを書いていると、
「女性側から出会い系サイトを見るとどう見えるのか」
という記事を書きたくなることもある。
これはテーマとしては興味深い。
男性側と女性側では体験が違う可能性があるからだ。
しかし、その調査のために偽プロフィールを作り、一般利用者と実際にやり取りするとなると話は別だ。
相手は調査対象になることへ同意しているわけではない。
そのため、ブログのネタを作る目的でも、他人をだますような方法は避けた方がいい。
調査記事を書くなら、公式に公開されている料金・機能・利用方法などを比較する方が安全だ。
本人確認がある意味
出会い系サイトに本人確認や年齢確認があると、
「面倒だな」
と思うこともある。
しかし、今回のようなテーマを考えると、その意味が分かりやすい。
出会い系では知らない人同士がつながる。
最初から相手の素性をすべて知っているわけではない。
だから運営側が一定の確認を行うことには意味がある。
もちろん、確認制度があるからプロフィールの内容が100%正しいと断言できるわけではない。
利用する側も、
「プロフィールに書いてあることを全部無条件に信じる」
のではなく、慎重に判断する必要がある。
逆の立場になると分かりやすい
自分が女性プロフィールを見つけたとする。
写真もある。
自己紹介も普通だ。
そこでメッセージを送った。
何日かやり取りした。
会う話まで進んだ。
ところが実際には、プロフィールとはまったく違う人物が運用していた。
そうなれば、
「最初から分かっていたら連絡しなかった」
と思う人は多いだろう。
逆の立場で考えると、プロフィール情報を正しく設定する意味がよく分かる。
出会い系では、会う前の段階では情報が少ない。
だからこそ、少ない情報の一つ一つが重要になる。
「できるか」より「やっていいか」
インターネットには、
「この設定にしたらどうなる?」
「この機能は抜け道として使える?」
という疑問がたくさんある。
技術的にできることもある。
しかし、
できる=やっていい
ではない。
これは出会い系サイトでも同じだ。
仮に男性が女性として登録できる場面があったとしても、それだけを理由に実行していいとは言えない。
特に、他の利用者とのやり取りが始まると、自分だけの問題ではなくなる。
私なら正しい性別で使う
結局、普通に出会いを探したいなら、正しい情報で登録するのが一番楽だと思う。
嘘を一つ入れると、その嘘に合わせて別の説明が必要になる。
メッセージ。
写真。
会う約束。
年齢や仕事の話。
関係が進むほど矛盾が増えていく。
最初から正しい情報なら、その負担がない。
出会い系は相手との距離を縮めるために使うサービスなのに、最初から大きな嘘を入れてしまえば、逆に距離を縮めにくくなる。
まとめ|女性登録で何ができるかより、何が起きるかを考えたい
男性なのに女性として登録した場合、サービスの仕組みによっては、プロフィールの見え方、検索される相手、届くメッセージ、料金や機能などに違いが生じる可能性がある。
しかし、それを利用して他の会員をだましたり、料金上のメリットを得ようとしたりするのはおすすめできない。
他人の写真を使うのは、さらに避けるべきだ。
今回このテーマを考えてみて、一番重要だと思ったのは、
「何ができてしまうのか?」と「何をしていいのか?」は別
ということだった。
出会い系サイトでは、画面の向こう側にも人がいる。
プロフィールを見て、時間を使って、メッセージを送っている人がいる。
だからこそ、性別に限らず、プロフィールの基本情報はできるだけ正確にする。
結局それが、一番トラブルが少なく、長く使いやすい方法なのだと思う。


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