ハッピーメールを使っていて、正直に感じたことがある。
年収を多少詐称しても、ほぼバレないし、実際ほとんど突っ込まれない。
これは自慢でも推奨でもなく、あくまで「使ってみた結果としての現実」だ。年収欄を実際より高めに設定しても、「証明してください」と言われたことは一度もないし、メッセージのやり取りの中で具体的な数字を深掘りされたことも、ほとんどなかった。
なぜか。理由は意外とシンプルだと思う。
まず、ハッピーメールでは年収は会話の主役にならない。
女性側も、年収を“参考情報”としては見ているが、それを根掘り葉掘り確認する前提では動いていない。プロフィールに「それなり」と書いてあれば、とりあえず減点対象から外れる、という程度の扱いに近い。
実際のやり取りで話題になるのは、
・仕事が忙しいか
・休みは何をしているか
・性格は穏やかか
・会話がちゃんと続くか
こうした生活感や人柄のほうが圧倒的に多い。年収の話を自分から振らない限り、相手もあえて触れてこないケースが大半だった。
もう一つ大きいのは、相手も「盛っている可能性」をうっすら理解しているという点だ。
出会い系という場の特性上、プロフィールが100%事実だと信じている人は少ない。だからこそ、「まあ多少はね」という前提で流される。深追いすると場の空気が壊れることを、無意識に避けている人も多い。
加えて、実際に会ったあとも、年収が話題に上がることはほぼなかった。食事の店選び、支払い、振る舞い——そこで極端な違和感がなければ、「年収いくらなの?」と確認する必要自体がないのだと思う。
ただし、ここで勘違いしてはいけない点もある。
年収を詐称しても突っ込まれない=何をしてもいい、ではない。
明らかに生活レベルと合っていない話を盛ったり、虚勢を張り続けたりすると、別のところで必ずボロが出る。数字そのものより、言動の一貫性のほうが見られている。
結局のところ、ハッピーメールにおける年収は「信用の証明」ではなく、「最初の足切りを避けるための記号」に近い。
突っ込まれないのは、相手が無関心なのではなく、そこを重視していないからだ。
数字よりも、会話のテンポ、空気の読み方、安心感。
使ってみて一番感じたのは、そこが合わないと、年収が本当でも意味がないという現実だった。


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