登録した理由は「期待しすぎない出会い」
38歳になって、恋愛に対する温度はかなり落ち着いていた。結婚願望も強くないし、無理に彼女を作りたいわけでもない。ただ、人と会話したり、誰かと時間を共有すること自体は嫌いじゃない。
そんな感覚で登録したのがハッピーメールだった。目的は軽め。過度な期待は持たず、合えば話す、合わなければ終わる。それくらいの距離感で始めた。
登録直後のメッセージは意外と普通だった
登録してすぐ、数通のメッセージが届いた。正直、もっと警戒する内容を想像していたが、実際は日常的なやり取りが多かった。その中で、一人だけ会話のテンポが合う女性がいた。
年齢も近く、言葉選びが自然。無理に盛り上げようとしないところに、妙な安心感があった。
初対面までが早かった理由
やり取りが続くうちに、「一度会って話そうか」という流れになった。
メッセージで引き延ばさず、早めに会う判断をしたのは、期待値を上げすぎたくなかったからだ。
結果的に、それがよかった。実際に会ってみると、文章の印象と大きなズレはなく、会話も自然に続いた。
距離が一気に縮んだ瞬間
初対面にもかかわらず、不思議と緊張は少なかった。お互いに深入りする質問はせず、今の生活や価値観の話が中心だった。
その中で、「この人とは無理をしなくていい」と感じた瞬間があった。そこからは流れが早かった。
特別な言葉や演出があったわけではない。ただ、自然な判断の積み重ねで、関係は一段深いところまで進んだ。
後悔はないが、万能ではない
この体験を通して感じたのは、出会い系は使い方次第だということだ。
登録直後でも、タイミングと相性が合えば、関係が一気に進むことはある。ただし、それが長続きするかどうかは別の話だ。
実際、その後も関係は穏やかに続いたが、「特別な未来」を期待することはなかった。
学んだのは「期待しすぎないこと」
38歳という年齢もあってか、感情が暴走することはなかった。
期待しすぎない、相手を理想化しない。その姿勢が、結果的に楽な関係につながったと思う。
ハッピーメールは、人生を変える魔法の場所ではない。だが、肩の力を抜いた人間関係を築く場としては、十分に機能する。
今回の経験は、その一例に過ぎないが、少なくとも「悪くない現実」だった。


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