――出会い系で見えた「中身」より先に見られるもの――
Pairsでやり取りしていた女性に、はっきり振られた。
理由は曖昧で、よくある「ご縁がなかった」という言葉だけが残った。
正直、納得はしていなかった。
会話は続いていたし、致命的な失言をした覚えもない。
ただ、相手の温度が下がり、静かに終わった。
その後、偶然その女性がハッピーメールにもいることに気づいた。
そこで、軽い好奇心と、確かめたい気持ちが勝ってしまった。
女性を装って、短いメッセージを送った。
すると――
返信が来た。
返事が来た事実が、胸に残したもの
正直、驚いた。
内容は当たり障りのない、普通の返事だった。
特別な好意でも、深い話でもない。
それでも、
「返ってきた」という事実だけが、重く残った。
Pairsでは終わった関係。
だが、立場を変えただけで反応は変わった。
この瞬間、勝った気もしなかったし、
スカッともしなかった。
むしろ、静かに冷めた。
これは「騙せた話」ではない
誤解してはいけないのは、
これは相手を騙してやった話ではないということだ。
むしろ逆だ。
自分が、どれだけ「条件」で見られていたかを
はっきり突きつけられた。
- 性別
- 属性
- 想定される立場
中身を見る前に、
入口でふるいにかけられている。
それが、
出会い系の現実だ。
Pairsとハッピーメールの空気の違い
Pairsは、
「ちゃんとした関係」を前提にしている顔をしている。
一方で、
ハッピーメールは、もっと雑多で、軽い。
軽いからこそ、
反応のハードルが低い。
誰かと繋がる前に、
まず「返すか返さないか」を
深く考えない。
その違いが、
今回の結果を生んだだけだ。
なぜモヤっとしたのか
返信が来たのに、
なぜ気持ちは晴れなかったのか。
それは、
「自分が知りたかった答え」が
そこにはなかったからだ。
- 好きだったのか
- 嫌いだったのか
- 何がダメだったのか
どれも分からないまま、
ただ“条件が違えば反応は違う”
という事実だけが残った。
これをやって分かったこと
正直に言うと、
おすすめできる行為ではない。
罪悪感も残るし、
何より、自分の中に
後味の悪さが残る。
ただ、
一つだけはっきり分かった。
出会い系では、誠実さより先に、立場が見られる。
そして、
それは自分の価値を否定するものではない。
結論:知ってしまったから、もう戻れない
この出来事で、
出会い系を見る目は変わった。
- 反応がない=人格否定ではない
- 返信が来る=好意でもない
- 条件で揺れる世界に、期待しすぎない
Pairsで終わったことも、
ハッピーメールで返事が来たことも、
どちらも「その場の仕様」だ。
知ってしまった以上、
もう同じ期待の仕方はできない。
それでいい。
少し冷めて、
少し距離を取れるようになった。
この経験は、
勝ちでも負けでもなく、
現実を知っただけの話だ。


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